情報検索のスキル―未知の問題をどう解くか
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三輪 真木子(著)
変化の時代に生きている私たちは、これまで経験したことのない問題に出会うことが少なくない。こうした未知の問題に取り組むには、情報の獲得とそれを活用した新知識の創造が求められる。これを情報問題解決プロセスと捉え、探し手の知識・思考・感情がどのように変化するのかを明らかにする。人間の複雑な情報行動に多角的アプローチを試みる本書は、情報スキルの効果的な習得や、その指導に明確な指針を与えるものである。
目次
1 情報と問題解決(情報とは何か
人はなぜ情報を探すのか?)
2 情報探しと構造化される知識(情報探しの特徴
プロセスとしての情報探し)
3 自己効力感(自己効力と自己効力感
四つの形成要因 ほか)
4 情報行動のパターン(情報行動文法
問題解決ゴールと情報ニーズ ほか)
5 情報スキル(情報スキルを身に付けた人とは
情報行動パターンの類型 ほか)