リモートワーク
リモートワーク環境を実り多きものにするためのポイントをまとめたガイドブック
「全員が従うべきルール」の一例としては、以下の5つが挙げられています。
1.「共感」がすべて:誤解が生じることを防ぎ、前向きな環境を作るためには互いのことを考え合う空気が必要。 2.透明性をもって他者と接する:重要な情報は必ず全員に共有されることを確実にし、チャットのログやビデオ会議の録画を誰にでも見られる状態で公開すること。 3.非同期コミュニケーションを受け入れる:リモート環境にいると相手とは異なるタイムゾーンにいることもあることを理解する。特に、時間ぎりぎりに返事を求めたりすると、望む答えがもらえなかったりする。 4.「構造化」を心がける:仕事を進めるにあたっては、プロセスの確立や構造化を旨とし、会議においては事前にアジェンダを用意する。 5.「それぞれ違うが平等である」という意識を持つ:普段からお互いの顔を合わせないリモート環境の場合、全員が等しく評価される仕組みが重要。 人にそれぞれ外交的な人と内向的な人がいるように、チャットなどのツールが得意な人と不得意な人がいます。また、チームが大きくなりすぎて全員の顔が見えなくなってしまうことも。そんな場合でも、全員がうまくコミュニケーションを行える環境が重要です。そんな時は、会社全体でオープンに情報を共有できるTrelloの「Town Hall」機能の活用や、全スタッフからランダムでペアを作って会話する機会を作ることで風通しを良くする「ミスター・ロジャーズ」と呼ばれる試みを試してみるのが効果的かも。