コピペ
西内啓 Hiromu Nishiuchi @philomyu
8月24日
何かを「知ってる」と「理解してる」の大きな違いはその柔軟性である。「知ってる」だけの人はそれを説明する際にコピペのような正しい記述を繰り返すのに対して、「理解してる」人は相手の前提知識や好みに合わせて何通りでも説明の仕方が思いつくし、逆に何と説明すると間違いかの判断もつく。 同じようなギャップは「自分でその仕事が出来る」ことと、「人がその仕事を出来るように指導出来る」という境目にも存在していて、個人としては優秀なのに、管理職や指導者としてはイマイチな人たちは「自分と異なる人にどう理解させるか」という視点を手に入れた方が良さそう。
「知ってる」と「理解してる」のギャップであるその柔軟性はイノベーションにおいても重要だと思う。例えば「ホテルとは何か」を知らない人はいないけど、そのあり方を柔軟に捉えられていないとAirbnbみたいな「誰も知らなかったホテルのあり方」を顧客や投資家、そして自分自身にすら説明できない