ウェブ社会のゆくえ
ウェブ社会のゆくえ 〈多孔化〉した現実のなかで (NHKブックス)
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紹介
会議中やデート中、目の前の相手がSNSを見始めたら?スマートフォンが飛躍的に普及した今日、ウェブの情報空間がリアル空間と結びつく「多孔化」は、私たちの生きる現実を大きく変容させ、社会のつながりを揺るがしつつある。いま、最も注目される社会学者が、「ソーシャルメディア疲れ」する若者の自己の有り様から、震災以後の日本社会の共同性の危機まで、多孔化した現実のゆくえを探る、待望の書き下ろし! 目次
第1部 現実空間の多孔化(ウェブが現実を侵食する
ソーシャルメディアが「私」を作る
ウェブ社会での親密性)
第2部 ウェブ時代の共同性(多孔化現実の政治学
#eromanga_sensei 2話:創作枠、お仕事系、かんざきひろ先生の絵が好き。絵で押しきってる気もする。委員長の冒頭のあれは声優ファン向け?、競合するラノベ作家の登場で絵師の取り合いに…、ネットワーク的繋がり時代の友達の概念は俺妹の時も取り上げられていた。こういうの大事。鈴木謙介『ウェブ社会の思想 〈遍在する私〉をどう生きるか』に詳しいし、ブログの「独占」について―ポスト・ソーシャル時代の親密性も参考になるけど、俺妹のあやせが目の前にいる自分とゲームどっちが大事かって聞く話あったのを思い出した。 町口 哲生『教養としての10年代アニメ (ポプラ新書)』でラノベのリアリズムの考察において「まんが・アニメ的リアリズム」「ゲーム的リアリズム」で捉えきれない側面を「ネットワーク的リアリズム」と命名していたが、恋愛や友達、家族といった概念の変化をラノベが取り入れているのは面白い。