時間双方向追跡による多関節モデルを用いた僧帽弁のトラッキング
title: 時間双方向追跡による多関節モデルを用いた僧帽弁のトラッキング
author: 塩道一重
abstruct:
keyword: #EchoCardiogram #MitralValveTracking
thesis: 2019年度長崎大学審査修士学位論文
date: 2020/02/05
僧帽弁を多関節モデルにあてはめ,心周期を起点とした時間双方向追跡でトラッキング精度を上げた.
トラッキングは,スタートフレームにおいて着目点をまず手で指定.それをもとに次フレームで前フレームと類似する箇所を次の推定着目点としている.
正解は,手入力によるフレームごとの着目点座標の指定したものとしている.
基本的に,フレームが進むにつれ,推定位置と正解位置とで差が開く.
心臓は周期があるため,心周期で状態(画像)が戻るであろうから,そこから順方向,逆方向にトラッキングしている.
Q(酒井):追跡したものをどう使うのか.医師が欲しているのはなにか.
診断時に弁が構成する面積などを利用している.動的なものを得ることで,
Q(松永):探索領域を絞って時間的なフォーワード・バックワードでトラッキングしている.NNがいいのでは.
(薗田)NNと言わないまでもARMAなどでトラッキングは考えられるかと思う.