1. psqlの利用について
LaravelからRDS(PostgreSQL)に接続する上では必要は無いのですが、EC2からコマンドでPostgreSQLに接続できると便利なので、PostgreSQLのクライアントツールのインストール方法および使用方法を解説します。
なお、途中でデータベースのパスワードが必要となるので、別ターミナル画面などで、home/webapp/laravel-ci/.envのDB_PASSWORDの値を確認できるように準備しておいてください。
まず、PostgreSQLのクライアントツールをインストールします。
ec2-userユーザーの状態で、以下のコマンドを実行してください。
$ sudo yum install postgresql.x86_64 -y
何行かメッセージが表示された後、以下が表示されればインストールは成功です。
完了しました!
PostgreSQLへ接続するには、以下のコマンドを実行します。
$ psql -h RDSのエンドポイント -U データベースのユーザー名 -d データベース名
本教材で構築したRDSに接続する場合であれば、以下となります。
$ psql -h laravel-ci.xxxxxxxxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com -U postgres -d larasns
コマンドを実行すると、以下のようにpostgresユーザーのパスワードが聞かれます。
Password for user postgres:
ここでは、home/webapp/laravel-ci/.envのDB_PASSWORDの値を入力してください。
正しいパスワードが入力できると、以下が表示され、PostgreSQLの操作ができるようになります。
psql (9.2.24, server 11.6)
WARNING: psql version 9.2, server version 11.0.
Some psql features might not work.
SSL connection (cipher: ECDHE-RSA-AES256-GCM-SHA384, bits: 256)
Type "help" for help.
larasns=>
終了する場合は、以下のように\qと入力してください。
larasns=> \q