アンリミで本を探すときのこつ
収録数の多い出版社の名前で検索する
読みたい本のキーワードで検索する
学問の分野(数学、英語、教育学など)
学びたい対象(Excel、Pythonなど)
よくアンリミに入っている本の著者
読みたい本の種類に注目する
小説、漫画、新書などのレーベル名、出版社名、もしくは事典、辞典などといったキーワードで絞り込む。
シリーズに注目する場合、定期的にシリーズ内でアンリミに入ったり出たりすることがあるのでそのあたりの入出にも注目。
頭と出口はおさえておけ
新着タイトル、人気タイトル、もうすぐ読み放題が終了するタイトルはリストで通読していくといい。このときに、UIで表示されるものだけでなくて、ちゃんとリストで最後までたどるのが重要。その際にAutoPagerizeを活用するとページを合体できる。 Kindle本に詳しいひとに注目
kindle unlimitedに入っている本をよく読んでいる人をフォローするのも手だ。どんな本がおすすめかを呟いている人をフォローしよう。
ジャンル別にタイトルを見る
kindle unlimitedはホームから「すべてのタイトル一覧へ」をクリックすると「ジャンル別にタイトルを見る」というページに行ける。実はこういうページがあるということに気づかないひとがいるので、知っておこう。
https://gyazo.com/6b4549ddbd2c5ebef06451dfcaabd34e
他のサブスクリプションサービスと合わせて活用しよう。
大学に籍をおいている人は、大学によってはmaruzen ebook libraryやkinodenを契約していることがあり、大学の特定の期間においては試読キャンペーンを行っていることがある。それらの電子書籍で収録されている書籍のうち、unlimitedに参入しない出版社もあるが、一方で参入している出版社もあり、その場合、unlimitedにも同じタイトルを提供していることがある。少しましな本も入ることがあるので、注目しておくといい。kinodenはスプレッドシートで収録本リストを提供していることもあり、それらにも目を通しておくといいかも。 ぶっちゃけふつうの大学生は大学図書館を活用すればいいかなと。ちくま新書や岩波新書を読んだ方がいいかも。
書籍管理ツールを活用しよう。
カーリルやブクログ、読書メーターで読みたい本を記録しているひとは、そこからアマゾンのページに行くことがあるかもしれない。その際に、下にレコメンドされている本のリストのなかにunlimited入りしている本があるか確認するようにしよう。そこから数珠つなぎでたどっていくと、読みたい本に出会えることもあるし、こういった出版社の本が入ってるのかと気づくことができれば、kindle unlimited検索を活用することにもつながる。 物理図書館との違いに注目しよう。
電子書籍の場合、そのストアのアーキテクチャに着目することが大事だ。unlimitedのホーム画面のUIをよく観察しよう。
自分の場合はこんな感じだった。
「今月の新着タイトル」「おすすめ商品」「マンガのおすすめ商品」「人文・思想のおすすめ商品」「購入履歴に基づくおすすめ商品」「閲覧履歴に基づくおすすめ商品」「トップセラー」「講談社+α新書特集」「書籍の人気タイトル」「雑誌の新着タイトル」「マンガの人気タイトル」
まず「今月の新着タイトル」は右上の「もっと見る」ボタンからページを飛んで、AutoPagerizeでページをつなぎながら最後まで通読して読みたい本は「ほしいものリスト」に登録しておこう。人気タイトルはすぐに無くなるので、早めに読むようにしよう。月初めにこの欄が登場する。登場したらすぐにチェックしておこう。月末になると「もうすぐ読み放題が終了するタイトル」という項目に変わる。こちらもチェックしておくと、優先的に読む本を検討できる。 「マンガのおすすめ商品」「マンガの人気タイトル」あたりの項目だが、自分は無料マンガ情報(AmazonKindle)で毎日無料漫画をチェックしているので、「漫画」が項目にあがっているのかもしれない。このように、UIが個人に最適化されるので、たとえば電子書籍値下げチェッカーなどを使って特定の電子書籍ジャンルをチェックすることを意識して行っていたり、unlimitedで購読したりしていると、レコメンドが最適化される。注意したいのは、皆が読みそうな本ばかり表示されてしまうことで、だからこそ、定期的にkindle unlimited検索を使って、それ以外の本を探すようにしたほうがいい。 「講談社+α新書特集」とあるが、先月は「角川ソフィア文庫」や「角川oneテーマ21」がたくさんセールに入っていた際にunlimitedでも多く追加されていて、そのあとごっそり抜けたことを考えると、セールの際に中身をunlimitedで確かめてもらって、それで購入を促す商売法なのだなと検討がつく。なので、今回の特集もセールの前触れなのかな(知らん)。
いつも10枠を読みたい本で埋めておくことで、「購入履歴に基づくおすすめ商品」の表示傾向に影響を与えることもできる。
物理図書館に比べて、一度に表示される本が少なく、また本の位置が相対的に変動するので、総当たり的に探索することが難しい。基本的にUIのレコメンドには頼らずにkindle unlimited検索を活用することが大事だ。 日替わりセールを定期的にみる。
日替わりセールに入ってくる本のなかにはunlimitedに入っているものも定期的に混ぜてくる。また後日にunlimited入りすることもあり、チェックしておくといい。
漫画や小説について
基本的に1~3巻などが入ることがあり、ときに全巻入るということもあるが、たいてい期間限定なので覚悟しておくこと。
こんな人にkindle unlimitedがおすすめ。
小説や漫画で新規開拓をしたいひと。旧作が気になるひと。
小学校、中学校、高校あたりの参考書、入門書を読みたいひと。
読みたいジャンルの本が収録されているひと。
新書をよみたいひと。
雑誌をよみたいひと。
ITエンジニア向けの入門本を読みたいひと。
セルフパブリッシングな本を読みたいひと、試読したいひと。
自己啓発書が大好きなひと。ビジネス向けからスピリチュアルまで色々と揃っている。
料理のレシピ本を読みたいひと。
kindle unlimitedをおすすめしない人。
一冊を長期的に何度も読み返したい、そう思える本だけを読みたいというひと。
あまりおもしろくない本がたくさんあるので、それを読まないという判断ができないひと。
とりあえず全部中身をチェックしてから、一冊だけ読みたいと考えるひと。
ランダムアクセス性が低いので、10冊なら10冊をダウンロードして、中身を確認してとやっていると時間がかかりすぎる。
そもそも読むべきものが決まっていて、新しく読むものの枠がないひと。
Kindle unlimitedの割高感
月額980円もするのに、あまり読みたい本がないというひとには、本当に読みたい本がないのか、上記の調べ方で確認してみよう。もし読みたい本が10冊見つかったとする。それを図書館へ行って借りてくる手間と比べて、どちらがお得かを考えてみるといいかも。980円で返却しに行かなくて済むなら安いと思えるなら価値があるかも。
なぜアンリミに新刊の本が入ってくることがあるの?
アンリミで購入数やページアクセス数が増えたら、より多くのひとにレコメンドされやすくなる。売り場の良い場所に商品を置いてもらうための工夫といってもいいだろう。新刊でアンリミに入ってる本があったら、すぐに抜けるのだと予想しておこう(優先的に読む方がいい)。