子どもたちの反応2日目
体験の後の語りが大切
子どもたちになにかを伝えるときは「概要→体験→意義」という順番が大切だと思っています。
本書での流れもそうなっており、2日目の語りによって”意義”まで到達することになります。
ここはしっかりと、子どもたち一人ひとりにコトバを届けたいところです。
言っている意味がわからない子ももちろんいるでしょう。途中から離脱してしまう子もいるかも知れません。
一方で頭に稲妻が走るほど納得し、共感できる子もいるはずです。
というか、そういう子が出る可能性のある語り方を目指してください。
そういう語り方は、全員に、「この先生は今、本気で語っている」ということがわかります。
詳しい意味はわからなくても、熱意が子どもたちを動かす。
最終的にはそこ。
語りは上位層に強く響く
初日は下2割の不安を消すことが大切であるとした。
しかし上位2割は放っておいていいわけではない。
むしろこの上位層をいかにのびのびと輝かせられるかが、1年間、けテぶれを完走できるかどうかを決めると思っている。
だから、語る。語りは上位層に強く響く。
なぜ、これが大切なのか、どれだけ価値のあることを今現在、体験しているのかを説明する。
これが最も大切
かつ、これだけではない。
成長のキャップを外す
2日目以降からもう考え始めてほしいのが、上位層の成長のキャップを外す仕組みづくり。
100点で上限が決まっていれば、それ以上頑張ることが出来ない。
小テストから外していく。