みんなで回す面白さを体験する〜チームでけテぶれ〜
算数科の次に体育で活用してみよう。
体育では他者が現れてくる。
「分析」の質が少し変わる。
座学では、自分の思考の軌跡はノートに残るので、それを分析すればいいが、体育はそれが残らない。
分析をするには、自分の姿を他者に見てもらい、他者からのフィードバックを受けるということをしなければならない
今は一人一台タブレットがあるので自分の姿を録画するのもあり。
なおかつ、マット運動でもボール運動でも、できるできないが明確であるため、できたときの達成感がある。
他者が存在することによって、他者と一緒にその達成感を味わうことができる。
でも体育×けテぶれの醍醐味はここから。チーム競技。
おすすめはまずリレー
リレーはテストの結果がタイムとして明確にフィードバックされる。
分析はだいたい「走順」と「バトンパス」のどちらで単純。
結果に現れやすい。バトンパスがスムーズにいきはじめると、けっこうかんたんにタイムが伸びる。
さらに、チームでけテぶれを回すので、共通言語として機能させやすく、言語として定着する。
流れ
教師からの簡単なレクチャー
まず練習計画と今日の目標を立てなさい。
テストはいつでも行なえます
どこかのチームがいつ走ってくるかわからないので、コースのじゃまにならないように練習しましょう
他チームとの練習試合も当然OKです。
各チーム1つずつストップウォッチを渡しておくので、タイム計測は見学の人や他チームの人にお願いしてやりましょう(先生はやりません)
分析はバトンパスの質に着目しましょう。
もっともタイムに影響が出るのがここです。
練習は焦点化が大切です。
分析の質で練習の質が変わります。
大切なのは、「チームでやる」ということです。これが難しいですよ。
チームとしていまやるべきことはなにか。自分勝手は嫌われます。(心マトリクス) ここから、球技系へと展開していく。
リレーとの違いは、分析の複雑さ。観点がかなり広がるので、上手く焦点化させてあげるのがいい。
水泳は?→井上先生のwiki参照