けテぶれ授業バージョン
0.基本的な考え方
「自由に学びなさい」の前に、自由に学べるだけのスキルを身につける機会をちゃんと設定する。
授業の中の演習時間を「けテぶれタイム」として、そこでけテぶれを体験、練習する。
今までの演習時間は…
自分で丸付けなし
やるだけ
全員で丸付け
直しは適当に
これを「けテぶれ」の視点でみると・・・
計画→なし、テスト→やるだけで丸付けなし、分析→なし、練習→各自適当に
となる。これじゃ、「自己学習力」はつかない。
逆に言うと、しっかり要素を揃えれば、授業の演習時間でも「自己学習力」を養える!
1.入門編
【前半】レクチャー→【後半】演習(けテぶれタイム)
計画:意気込みや見通しを書し、目標や目当てを書く。
テスト:やってみる→丸付け
分析:+ー→
練習:とき直し、自己説明、類題作成…
体験してみよう
https://math.005net.com/yoten/bunsho3.php
2.活用編
徐々にけテぶれタイムを広げていく。
レクチャーを縮小していく。
単元のはじめにまとめてれクチャーをして、単現後半をまるごと渡す(先行オーガナイザー)
まるごと渡せたら…
けテぶれシートを使って省察のサイクルを回す。
計画(本時の目当てを考えてかく)5分
テスト(やってみる)15分
分析(中間分析)5分
練習(やってみる)15分
振り返り(けテぶれシートを仕上げる)5分
参考:自己調整学習
単元末に大分析を。
☆全面的に自由な環境を準備する
必要→アクション
「自由」にしたあとは必ず深く振り返る。だから自由が崩れない。
3.応用編
レクチャー部分も子どもたちに任せるには…QNKS
けテぶれからQNKSの導入へと繋げる。
ルーブリック制作
4.まとめ
確実なスキルの習得→全面的な自由→深い省察の時間というメリハリが大切。