けテぶれ導入の流れ(2日目)~小テストの活用~
小テストから始めると宣言する(4分)
昨日のけテぶれで本当に学習ができたかどうか、今から小テストをします。(えー!)
ちょっと勉強の時間ほしい?(ほしい!)
いいでしょう。では10分あげます。
ところで「勉強」って何をすることでしたか?
けテぶれ!(けテぶれの画像を出す)
そうです。今からの勉強時間も当然「けテぶれ」でやってください。
けテぶれタイム(10分〜15分)←子供たちの様子に応じで、集中しているようなら少しのばす。
まず計画を書きましょう。”◯け”です。
子供たちが「けテぶれ」に取り組む中、必要に応じて助言する。
計画は、目標、意気込み、今の気持ちです。昨日のけテぶれを思い出して、つなげてかけるとより良いですね。
テストでは、自分で自分をテストして丸付け。答えはドリルの後ろについていますよ。
分析では「どうやれば賢くなれるか」を考えましょう。◯ぶと書いて、考えたことは必ず文字にしましょうね。アイディアは文字にして捕まえないと逃げてしまいます。
確実に「練習」までいきましょう。練習で初めて実際に賢くなるための勉強が始まります。
100点の人は、説明してみる、です。今日は時間が限られていますので、頭の中でコトバで説明してみるのもいいです。
はい!終了です。(だらだら続けない)
小テスト(5分)丸付け(1分)
では今から小テストをします。
プリントで配るもOK、黒板やプロジェクタで表示してノートにやるのもOK。
答えを表示します。さっと丸付けをしましょう。終わったら隣の人と、丸付けの丸付けもしましょう。
語り(10分)
どうでしたか?昨日よりも点数が上がったよ!という人。
素晴らしいです。その連数は今までの点数とは全く性質が違うことに気づいてください。
今までは先生に言われるがままにやって、点数を取らせてもらっていたんです。
でも、その点数は違います。「けテぶれ」の流れで自分で考えて、自分で勉強(けテぶれ)をしてとった点数です。
それにとんでもなく価値があるのです。
始めから100点だった人も、「説明」に挑戦した問題は、解いているとき気持ちよくなかったですか?
ただ解けるよりも、「説明」できるレベルまで理解を深めると、解くときの気持ちよさが違うはずです。
そうやって理解を深めていくことで「使える知識」となっていきます。
「算数なんて将来使うの?」という疑問は、浅い学習しかしていない人が言うセリフ。まだまだ「使える知識」になるほど自分で深められていないんです。
でも今回、解くときの気持ちよさを知った君たちはもう違います。「知識を深める」ことの感覚や楽しさを知った。
学びの海はとんでもなく広く深いです。そして学びの海を泳げば泳ぐほど、学ぶことが楽しくなってきます。
学ぶことが楽しい、とは今の社会をめちゃくちゃ楽しめる状態です。
だって世の中には学びが溢れてるのだから。
頑張ろう。楽しもう。1年間、思いっきりやろう。