QNKS連続講座第4回記録
テーマ:QNKSのより具体的な活用法(単元でどう活かすの?) 機能①:単元全体の概観
単元冒頭での活用。単元の論理構造を図に表しておくことで、その後の授業を受けたとき、新たに獲得した知識や疑問は図に書き足していけるし、理解構造が変化したときは、図を書き直すことによって、理解構造を保存しながら学習をすすめることができる。
機能②:単元末の理解度チェック
単元末での活用。
社会のテストの裏に単元構造図を書きましょうという課題。すべて正確に洗わせていればA、足りなければB、そこに自分なりの「問い」とその問いをもとに探究的な思考の跡が見られたら、S。 国語(説明分)なら、知識や理解を問うテストとは別に、「QNKS小論(9月〜(画像参考)」を実施。その単元で学んだ論理構造を使って、論じる。物語文なら、学んだ物語の展開や表現技法を使って、ショートストーリーを作る。これを単元の出口に設定しておくことで、授業中も”活用”を意識して学習を進めることが出いる。アウトプット前提のインプット。 QNKSの真価はやはりここで発揮されると思っている。論理の形を使うという経験。これはつまり「思考の形」となる。思考の見える化。情報群の”構造”を見ようとする意識。これができれば”思考ツール”も有効に使える。