QNKS連続講座第2回記録
内容
教科学年
目的
単元全体を概観する
QNKSのやり方が作業レベルで分かる。
方法
背骨:教科書の小見出しを真ん中の背骨にする。(四角で囲む) お肉:小見出しの中に入っている情報を左右に抜き出す(まるで囲む) 問い:疑問に思ったこと、教科書のキャラが問いかけていることはモクモクで抜き出す 効果
これをすることで単元全体が概観できる。
作る過程はかなり作業的なので、QNKSのやり方が作業レベルで分かる 展開
やっていくうちに情報構造をもう少しイジりたくなってきたらK2、K3へ。この単元は最後が「新聞を作ろう」だったのでそれを最終的な「s」として目指すのも良い。
Q&A
Q:具体に対応する「お肉」は両サイドにつけるのではなく、右へ行くほど具体、左へ行くほど抽象といったような書き方がいいのでは?
A:とりあえず子どもたちが感覚的に使えることをゴールにしているのであまり細かいルールは作りたくはないと思っています。でもアレンジしてみてください!
Q:高学年になるほど、情報量が多くなり時間かからない?
A:かかります。単元デザインの話とも関わりますが、授業で完結させるなら、基本的に単元内自由進度じゃないと成り立たないかも。(宿題と連動させるとまた話が変わってくる。というか、わかってくると、余裕のある子は、もう宿題で単元構造図を書いてきちゃう、みたいなことが起こる) 単元内自由進度のコツは、個人のワークフローを明確にすることと、手段は柔軟にすること。誰とどこで何をやってもいい。その時間で賢くなれるのなら。という自由度と、明確な個人のワークフロー。この両輪かな?と思います。具体的には 最低到達レベル:「単元のQNKS完成(QNKS読む)」→「テストで合格点が取れるくらい内容を定着させる(けテぶれ)→自分なりの問いを探求する(QNKS書く)って感じです。 https://scrapbox.io/files/60bb14685a3d440023cfd6b6.png