体育の学習カードでQNKSを活用する。
体育という教科の特性上、体の感覚や、コツ、思考の過程が見えにくいということがある。
そこで QNKS。
QNKSは、思考を可視化するためのツールという理解。
それを学習カードの上に落とし込むことで、体育の学習における学習者の思考を可視化し、共有することが可能になる。
そうすることで、できる子の視点、できない子の視点、それぞれの課題、味わっている感覚、つかんでいるコツなどを、どの子も共有することができる。「できる」「できない」という壁を超えて、夢中になって活動することができる。
できる子は、「もっと上手になるためには?」という問いに向かって活動する。できない子は、「どうすればできるか?」という問いに向かって、できる子の感覚やコツを参考にしながら活動する。つまり、どの子も夢中になって学習に取り組める。その子に合った楽しみ方ができるということ。
ゲーム領域、ボール領域はチームQNKS
陸上領域、水泳領域、体つくり運動領域、表現領域はシングルQNKS
器械運動領域は、単元によって。
このように、QNKSを活用してアウトプットを行う前提で授業をデザインすると、どうなるか。
1 課題把握(け)
2 課題解決(テ)
3 分析(ぶ)
4 課題発見(れ)
基本的な授業の流れは以上のようになる。
課題把握タイムで、自分の課題を明確にし、
課題解決タイムで、大量に試行する
分析タイムで、試行したことを共有し、思考する
課題発見タイムで、分析を踏まえ、再度試行する
課題把握のためには、今の自分を知るためのツールや、学習過程の可視化が必要
課題解決のためには、大量に試行するに値する場や活動の設定、システムが必要。
分析するためには、それを可能にするためのツールが必要。
課題発見のためには、再試行したいと思える、懐の深い問いの設定が重要。
ここ、そのままけテぶれを有効に作用させるために必要なこと的な内容。K.....shota.icon
#体育でQNKS
#実践事例集