映画_異人たちとの夏(1988)_大林宣彦
https://www.youtube.com/watch?v=cnbPzowY52A
妻子と別れ、孤独な日々を送るシナリオライターは、故郷・浅草の街で幼い頃に死別した若い父母とそっくりな二人に出逢った。だが、美しい恋人・ケイは、二人にもう決して逢わないでくれと迫ってくる。渇ききった現代人の生活に、そっと忍び込んでくる孤独と幻想。お伽話といって笑えない不思議な時間と非現実な空間を描く。
最近、山田太一マイブーム&今度、英国でのリメイク作が来るのでふと見てみた。原作は未読だった気がする 山田太一の自伝的エッセイでご自身の生い立ちを知っているので、このファンタジー展開部分には泣かされる。すき焼きの今半の自分の中でのイメージが激変した。
「自分を大事にしろよ。てめえでてめえを大事にしねえで、誰が大事にするってんだ。」
最後ちょっと、マイク・フラナガン風味だった。このホラー的展開必要だったの?
山田太一は原作の小説で、脚本は市川森一(脚色とのクレジットだった)、監督は大林宣彦
英国版も楽しみになってきた。書籍版も読んで4月を迎えたい
丁度今、TBSで放送している「不適切にもほどがある」の設定が1986年とほぼ同じ時代
2024/2/12