映画_夜明けのすべて(2024)_三宅唱監督
https://www.youtube.com/watch?v=XpvWd2uSmyQ
松村北斗 × 上白石萌音 × 監督:三宅唱(『ケイコ 目を澄ませて』) × 原作:瀬尾まいこ(『そして、バトンは渡された』)ささやかなでも確かなつながりが照らす、 かけがえのない物語 月に一度、PMS(月経前症候群)でイライラが抑えられなくなる藤沢さんはある日、同僚・山添くんのとある小さな行動がきっかけで怒りを爆発させてしまう。だが、転職してきたばかりだというのに、やる気が無さそうに見えていた山添くんもまたパニック障害を抱えていて、様々なことをあきらめ、生きがいも気力も失っていたのだった。職場の人たちの理解に支えられながら、友達でも恋人でもないけれど、どこか同志のような特別な気持ちが芽生えていく二人。いつしか、自分の症状は改善されなくても、相手を助けることはできるのではないかと思うようになる。 三宅唱監督は、一橋大学社会学部が産んだエース人材、という以前からの個人的確信を一段と深めた。
本当に知的。細部が知的
市井の描き方が、現実に即していて乖離していない
しかし、個人的には、ケイコ>きみの鳥はうたえる>本作かなとも思う(ちょっと、事前に今作のハードルが上がり過ぎだったかもしれない)
ファンタジーかもしれないけれど、実際、ああいう職場の人々が日本を支えてるっていうことじゃないか。
原作のアダプテーションが巧みらしいので、原作を読むのも楽しみ
クレジットに「チーム・ビルディング」とあり、ノックスラボという会社がクレジットされていた
ハイスペックさんの劇伴が三宅監督の独特の雰囲気醸成に効果的だと思う
この鼎談は、映画見た人は必読
2024/3/3