映画_ドライブ・マイ・カー(2021)_濱口竜介監督
https://www.youtube.com/watch?v=rpjzaZn4_V0
村上春樹の短編小説を原作に描くヒューマンドラマ。妻を失い喪失感を抱えながら生きる主人公が、ある女性との出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出す。『寝ても覚めても』などの濱口竜介が監督と脚本を手掛け、『きのう何食べた?』シリーズなどの西島秀俊が主人公、歌手で『21世紀の女の子』などで女優としても活動する三浦透子がヒロインを演じ、『運命じゃない人』などの霧島れいかや、『さんかく窓の外側は夜』などの岡田将生らが共演する。脚本家である妻の音(霧島れいか)と幸せな日々を過ごしていた舞台俳優兼演出家の家福悠介(西島秀俊)だが、妻はある秘密を残したまま突然この世から消える。2年後、悠介はある演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島に向かう。口数の少ない専属ドライバーの渡利みさき(三浦透子)と時間を共有するうちに悠介は、それまで目を向けようとしなかったあることに気づかされる。
濱口竜介監督は、村上春樹の短編を題材に、もう一つの巨大な長編小説を書き上げたな、という感想
人間理解の不可能性という、40代以降になってこそ痛感するテーマが主題と思われた
村上春樹の原作以外を含む膨大な小説群に通底するテーマでもある。これを取り出して、アレンジして映画に落とし込んだ監督、凄い
映画の描写にあまり"日本感"はない。ユニバーサルな無国籍感の漂う現代映画。世界の批評家筋から高い評価を得ているのは素晴らしい
これを、2021年のフェイバリットに入れてるオバマさん(彼にとっては外国語映画)はどんだけ映画通なんだと唖然とする
この映画、アカデミー賞の国際長編映画賞まで行けるかもしれない。賞レース頑張れ!
西島秀俊の演技と存在感が素晴らしい
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#2021見た映画