映画_BLUE/ブルー(2021)_吉田恵輔監督・脚本
https://www.youtube.com/watch?v=PLDDeaBuVqg
吉田恵輔が監督・脚本を務めた映画『BLUE/ブルー』が、2021年4月に新宿バルト9ほかにて全国公開されることが決定した。本作は、挑戦者を象徴する“ブルーコーナー”で戦い続ける者たちの生き様を描いた、ボクシングに挑む、静かに熱い若者たちの物語。主人公は、誰よりも努力し情熱を注ぐも、負け続きの先輩ボクサー・瓜田。同じジムに所属するのは、抜群の才能とセンスを持ち、チャンピオン目前の後輩・小川と、好きな娘のために始めたボクシングにのめり込んでいく新人・楢崎。彼らの挑戦を見守るヒロインは、瓜田の初恋の人で、今は小川の婚約者の千佳。平凡と非凡、憧れと嫉妬、友情と恋、4人それぞれが複雑な想いを抱える。松山ケンイチが、誰よりも努力し情熱を注ぐも、負け続きの先輩ボクサー・瓜田役で主演を務める。また、東出昌大が瓜田と同じジムに所属するチャンピオン目前の後輩・小川役、柄本時生が好きな娘のために始めたボクシングにのめり込んでいく新人・楢崎役をそれぞれ担当。さらに木村文乃が、瓜田の初恋の人で、今は小川の婚約者の千佳を演じる。
Netflixにて視聴。昨年とても評価が高かった作品。(年末年始にあっという間にネットフリックスで見られるのだから便利と喜ぶべきかそうで無いのか)
ボクシングを題材にしている。しかし一段抽象化して考えれば、他の分野にも大いに当てはまるテーマだ。好きと才能と努力(そして運)を扱った「キャリア論映画」と言ってもいいかもしれない ディストピアな世界の中で、成功できることは稀であるが美しい。が、しかし、成功しなくても美しい生き方はある、ことを示した映画だと思う。 (参考)「何者にもなれなかった人の努力を肯定してあげたい」 念願のボクシング映画『BLUE/ブルー』を実現させた 吉田恵輔監督インタビュー
松山ケンイチ、いい役者。惚れた。静かに燃える青。青森出身の男だ!という感じがすごくある。記事を調べると、ほぼ「当て書き」に近い状態で選ばれたらしい。あと、(映画を見た人、皆が言ってることだが)ラストシーンが素晴らしい
東出昌大は、体格とオーラが半端ない。佇まいだけでカリスマ性がある男
あとは、普段自分は大学(なんなら大学院)以上の人が多い世界で生きているが、この映画はそうで無い世界をガッツリ見せてくれるものだった。そういう点でも見て良かった
2022/1/2