Netflix_リプリー(2024)_スティーブ・ザイリアン監督
https://www.youtube.com/watch?v=LM5uDpSPWSE
特殊な仕事を引き受けたペテン師はイタリアに渡り、富と特権を享受する世界へと引き込まれてゆく。だが、彼が憧れる生活を手にするには、幾重にもうそを重ね続けなくてはならなかった。舞台は1960年代初頭。ニューヨークで暮らす貧しいペテン師トム・リプリーはある富豪の男に雇われ、その放蕩息子を連れ戻すためにイタリアへ渡ります。依頼を引き受けたトムにとってそれは、偽り、詐欺、そして殺人に染まる複雑な人生への第一歩でした。パトリシア・ハイスミスによるベストセラー小説「トム・リプリー」シリーズを原作としたリミテッドシリーズです。
主人公トム・リプリー役に扮するのはアンドリュー・スコット。マージ・シャーウッド役はダコタ・ファニング、ディッキー・グリーンリーフ役はジョニー・フリンが演じます。その他キャストには、エリオット・サムナー、マウリツィオ・ロンバルディ、マルゲリータ・ブイ、ジョン・マルコヴィッチ、ケネス・ロナーガン、アン・キューザックが顔を揃えます。「リプリー」はShowtimeとEndemol Shine North Americaが共同製作、Entertainment 360とFilmrightsが製作協力します。エグゼクティブプロデューサーに名を連ねるのは、スティーヴン・ザイリアン、ギャレット・バッシュ、クレイトン・タウンゼント、ガイモン・キャサディ、ベン・フォークナー、シャロン・レヴィ、Diogenesのフィリップ・キール。アンドリュー・スコットは本シリーズのプロデューサーも兼任します。全8話の監督・脚本を手がけるのはスティーヴン・ザイリアンです。
ショットが素晴らしい。美しいモノクロ。写真集を見るつもりで鑑賞する。
撮影監督が「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の人らしい
南イタリアのカラフルな陽光をとらえていると思うのに、モノクロ。なんという贅沢
寝る前に見て、眼福。
犯罪劇、作劇の舞台として「スマホが存在しなかった時代」はやはり良い
登場人物は多くないのに古典的サスペンス演出。視聴者の心の機微を巧みなまでに操る作劇がたまらない