Netflix_アンチソーシャル・ネットワーク:現実と妄想が交錯する世界_
https://www.youtube.com/watch?v=8E9cru25NuQ
"釣りリンク"から陰謀論の拡散まで、匿名の掲示板サイトが、いかにして現実社会に騒乱を巻き起こす反社会的活動の拠点へと発展していったのか、その過程を探るドキュメンタリー。Qアノンの台頭から2021年1月6日の米国連邦議会議事堂襲撃事件までを読み解く、「アンチソーシャル・ネットワーク: 現実と妄想が交錯する世界」。互いに感じていた孤独感を紛らわせるために、オンラインコミュニティを築く退屈していたティーンエイジャーたち。この作品では、やがて彼らが意図せずに共通の現実認識を打ち砕いてしまった経緯を解き明かします。
番組のタイトルは、アンチ、ソーシャルネットワークではなくて、アンチソーシャル ネットワークだった。
日本カルチャーで遊びたくてムートという人間が、2ちゃんねるの仕組みをダウンロード。アニオタとオタクのアングラカルチャーが起点だった。
リック・アストリーの曲で遊ぶのは笑った
現実世界にまで悪ふざけがエスカレートしたため、ムートによって一部の人々は4ちゃんを追放された。
これがきかっけで、アノニマスが誕生。ネオナチ司会者を追い込んだり、サイエントロジーをターゲットに抗議行動したりして、一定の成功をおさめるが、活動方針をめぐって分裂。中心を持たない謎の組織へ "formless shameless beast"
アノニマス ウォール街選挙運動を引き起こすが、国家権力も本気を出してきたのか、首謀者はFBIに逮捕される。
4ちゃんねるからゲーマーゲートという事件の話題が禁止されたことで、その話題が8ちゃんねるに流れ、それがブライトバードに繋がる。
居場所のない白人男性の怒りをトランプ支持者へと転換させる狙いをもった、スティーブン・バノン。
ウソ ミーム 嫌がらせ、で現実を変えに行く4ちゃんねるの伝統が選挙で実社会に進出。
インターネット全体(SNS)の4ちゃん化が発生。SNSにとっては、人々の「怒り」が収益につながる。
結果、トランプ当選。
その後、一つの投稿がきっかけでQアノン誕生。Youtubeで拡大。
真実が嫌になった人たち、空想にふける。
起業家もセレブリティ(ハリウッド)も民主党も嫌だという、激しい怒り。
そもそも最初のQの投稿は時刻改ざん。8ちゃんの詐欺集団の仕業だった。
元祖4ちゃんねるのコアだった人々は自分たちのカルチャーがこのように使われたことに落胆している。
2020年トランプ敗退、しかし、納得いかない人々、議事堂乱入。
おバカなオタクの遊びから始まった「ミーム」カルチャーが、ネットと格差と絶望・怒りで現実に侵食する現在。
2024/5/5