書籍_生きるとか死ぬとか父親とか
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母を亡くして約二十年。私にとって七十代の父はただ一人の肉親だ。だが私は父のことを何も知らない。そこで私は、父について書こうと決めた。母との馴れ初め、戦時中の体験、事業の成功と失敗。人たらしの父に振り回されつつ、見えてきた父という人、呼び起される記憶。そして私は目を背けてきた事実に向き合うーー。誰もが家族を思い浮かべずにはいられない、愛憎混じる、父と娘の本当の物語。
著者がラジオにデビューした回を偶然聞いた。この方の才能はよく知っているつもりだったが、ジェーン・スーさん、エッセイの神かと思うほどの傑作エッセイ。
父と娘エッセイジャンル(あまり読んだことはないが)の最高峰だと思った。
おじさん著者の本ばかり読んでいるのも良くないので、ジェーン・スーの本、もっと読むか。。
2025/1/1