書籍_教養としてのアントニオ猪木_プチ鹿島
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2022年、この世を去った稀代のプロレスラー・アントニオ猪木。猪木は常に「対世間」を掲げ、プロレスというジャンルに市民権を与えようと、文字通り、格闘してきた。他のプロスポーツのように一般紙が報道することもなく、アマスポーツのように五輪があるわけでもない。格闘技でもスポーツでもないこのプロレスの魅力を世間に訴えてきたその言動は、一介のスポーツ選手のそれとは違う、謎をまとっていた。我々、プロレスファンは、猪木から何を学び取ってきたのか。ベストセラー『教養としてのプロレス』に続く、新たなる〝思想書〟。
断章スタイルで読みやすい。最後がラスボスとのインタビューで終わる構成は、プチ鹿島さんのスタイルか。
プチさんの座右の銘は「半信半疑」。全否定でも全肯定でもなく、半信半疑で面白がる、自分の頭で考えるのが一番楽しい。ホントそう。
古くからの固定ファンと、最近参入してきたファンどっちが偉い? 「今日、見にきているファンが一番大事」 高見沢俊彦
2024/4/13