書籍_冷たい夏、熱い夏_吉村昭

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肺癌に侵され激痛との格闘のすえに逝った弟。強い信念のもとに癌であることを隠し通し、ゆるぎない眼で死をみつめた感動の長編小説。

吉村昭ファンではあるのだが、どちらかというとエッセイを楽しむことが中心で、本書は未読だった

吉村昭は怪物。筆力も怪物

本筋が壮絶で、物語の推進力も強いのだが、途中の挿話として扱われている「母の死」描写がまた強烈。吉村昭は怪物。

2025/1/9