概要
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- 論理:前後の文脈が条件関係によって関連づけられることを示す。
- 順接(こうなればこうなる)
- 「だから」系:原因−結果の橋渡し
- 「それなら」系:仮定をもとに結果を考察
- 逆説(こうなってもこうならない)(こうなったけどこうならなかった)
- 「しかし」系
- 「ところが」系:強い意外感、書き手の意図を明確に伝えることを可能にする。
- 整理:ある話題について同じレベルにある事柄を対等に並べて示す。
- 並列:共通点・類似点のある事柄を並べる。過剰使用に注意
- 「そして」系
- 「それに」系:累加(だめ押し)
- 「かつ」系:理論重視、厳めしい
- 対比:相違点・対立点のある事柄を並べる
- 「一方」系:対立を表示。(P103)
- 「または」系:複数の選択肢
- 列挙:共通点・類似点のある事柄に順番をつけて並べる。(序列副詞)
- 「第一に」系:文章の中の箇条書き、順番の入れ替えが論理的に可能
- 「最初に」系:順序を重視した列挙(時間的順序性)
- 「まず」系:列挙のオールマイティ(P114)、「第一に」系や「最初に」系との混用可能
- 理解:読み手の理解に歩み寄るとき
- 換言:先行表現のわかりやすく言い換える。
- 「つまり」系:端的な言い換え、置換
- 「むしろ」系:否定することで表現を絞る。
- 例示:先行文脈の理解を助ける具体的な例を提示する。
- 「たとえば」系;抽象と具体の往還を助ける。
- 「とくに」系:特別な系で読者を惹き付ける。
- 補足:先行文脈で欠けていた理由や条件を補う。情報を後ろから補う。
- 「なぜなら」系:使わない方が洗練された文章になる。
- 「ただし」系:補足的だが、理解に役立つ情報が続く
- 展開:話の本筋を切り替えたり、まとめたりする。文章の全体構造に関わる、大きな接続を担う。
- 転換:話の大きな分岐点なので、意識を促す。
- 「さて」系:周到な準備の元に、さりげなく使う。
- 「では」系:話の核心に迫る転換
- 結論:それまでの内容をまとめて、最終的な結論に帰着させることを予告する。
- 「このように」系:率直に文章をまとめる。
- 「とにかく」系:強引に結論へと急ぐ。
- 文末:文末で構造化に貢献する。
- 文末接続詞:文章を超えたレベルで先行文脈と後続文脈の連結関連を示す。
- 否定の文末接続詞
- 先入観の否定とそれにかわる肯定表現
- 疑問の文末接続詞
- 問題提起文、乱用に注意
- 説明の文末接続詞
- 「〜のだ。」系:文章の流れにタメをつくる。乱用注意(P166)
- 「〜からだ。」系:理由を明示する。
- 意見の文末接続詞:論証の流れから、結果的にそこへ帰結することを示す。(P177)
- 「〜と思われる。」系:書き手の判断に必然感を加える。
- 「〜のではないか」系:慎重に提示する。
- 「〜必要がある。」系:根拠を示したうえで、判断に至る。
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