1979年
◀1978年 1980年▶
JW-10が出荷された後、天野は残務として、局所意味処理、ワードプロセッサ全体の内部研究報告、学会報告、ユーザ向けノウ・ハウ集などの作成を行った。
また、総合研究所図書館に導入されるにあたり、オペレータのチュータとして操作法を指導した。今まで考えた事もなかったはずの機械に接したオペレータのユーザインタフェース上のエピソードは興味深いものであり、情報処理学会の連載記事で紹介した。
Vol.43 No.10 (2002.10)
《連載》 ITルネサンスのために:ヒューマンインタフェースの復権を:新たな概念に対する人間の認知能力:操作とコード(天野真家)
https://www.ipsj.or.jp/magazine/contents_m.html
残務整理後、天野は機械翻訳の研究に移り、ワードプロセッサからは離れた。
一方で、河田はハードウェアのチームを組み、ラップトップの開発に取り組んでいる。これについては、天野は詳細を知らない。