3.2.5 レビューを成功させるために
ポイント
どの観点で見てほしいか伝えればより効果は高くなる
ふさわしく無い人の場合、本来とは別な指摘ばかりになってしまう
テスト担当者は、レビューに寄与する価値のあるレビュアーであり、また、製品について学ぶことで、より早いテスト準備を可能にする 欠陥を多く見つけることは目的に合致しており、歓迎すべきことである 欠陥の件数など数値目標をあげて実施するのも良いとされる
人の問題や心理的な要素も扱う
作成者のクセが悪い方向に働くと欠陥になる
上手に指摘して、作成者のスキルアップに繋げる
レビューは信頼のもとで実施される。その結果は評価に使用しない レビューの意見が上司と違う……評価に影響しないか心配 そんな心配いらないように互いの信頼関係を深めましょう
目的を達成させるために、最適のレビュー技術を適応する
考慮すべきなのは……対象のソフトウェア、あるいはレビュアーのタイプやスキルレベル
適したレビュー技術を毎回模索して実施すべき
欠陥を効率よく見つけるために、チェックリストを使ったり、各人の役割を決める インスペクションのような公式性の高いレビューの場合は、レビュー実施の技術教育を実施する メンバーに知ってもらえれば様々な役割が行えるようになる
レビュープロセスを正しく進めるには、管理者の支援が必要
例えば、プロジェクトのスケジュールにレビュー時間を確保しておくなど
管理者の支援が得られるように……
普段から管理者がレビューの価値を理解
実践を促進、支援する
認識を合わせておく
レビューの方法を学習したり、プロセスを改善したりすることも目的