Scrapboxと発想法
1. 情報を十分持っていること
2. 対象について深く考察していること
必要な情報を十分に持つために、発想に関連しそうな情報はすべてScrapboxページに書いておくことができます。また、ページ間にリンクが有れば、関連する情報をすぐに思い出して深く考察することが可能です。
Wikiでは、AというページとBというページ間に関連があるとき、Aの記述の中に[B]というリンクを記述してダイレクトなリンクを設定できますが、Scrapboxの場合は、AとBの両方に同じリンクがあればAとBは間接的にリンクされていることになるので、Aページを参照したときBページも関連ページとして表示されます。たとえばTRIZというページには考察パタンというリンクが記述されていますが、SCAMPERというページにも考察パタンというリンクが記述されているので、TRIZページにアクセスしたとき「考察パタンつながり」でSCAMPERページも表示されます。TRIZを思い出したときついでにSCAMPERも思い出すことができたわけですが、これはScrapboxの「2ホップリンク」という機能で、発想を広げるのに役に立ちます。 2ホップリンク機能の活用には特別な工夫が要るわけではなく、ページに沢山リンクを記述しておくだけです。以下のような癖をつけておけば自動的にすぐれた情報データベースができあがります。
思いついたことは何でもScrapboxページに書く
面白い情報を見たらScrapboxページに貼っておく
これらのページには関連しそうなタグを記述しておく (キーワードを[]で囲む)
発想にまつわる逸話を調べると、発想が出やすい環境において頭の中の情報が何かのきっかけで再構築されて新しい発想が生まれるという例が沢山あります。Scrapboxページの2ホップリンク機能によって、このような情報の再構築が促進されるはずです。 グループでの利用
発想支援グッズ的応用