November 18, 2019 老人よ大志を抱け
青年よ大志を抱けと言ったのは、札幌農学校のクラーク博士。
しかし、今の世の中、老人こそ若者に負けじと大志を抱きたい。
老人は残された時間が少ない、しかし、昔の偉人たちは、とても短い期間にことを成し遂げた。
坂本龍馬は、土佐勤王党に参加後、様々な活動を歴て暗殺されるまでのわずか6年の間に明治維新の基礎を作った。
荻原碌山は、ロダンに会って彫刻を目指してからわずか没するまでのわずか6年で傑作を多数製作した。
夏目漱石は,1905年(38歳)に吾輩は猫であるを発表して以後、没するまでの11年の間に、24遍もの作品を書き下ろしている。
60歳を過ぎた我々老人は、坂本龍馬や荻原碌山や夏目漱石より長く生きている。その間、様々な知識・知恵に出会っているはずである。意識的にせよ、無意識的にもそれらは財産として身についているはずである。
それらを活用し、新たな世界に向かって、そして、若者と異なり、人生の最後を世のため人のために働けば、微力とはいえ、何らかの貢献はできること疑いないことであろう。
老人よ大志を抱こう。