March 04, 2019 Bokeh Art Lens (他と違つたことをやろう)
2015年にNikonレンズ と Canon レンズを組み合わせ、Bokeh Art Lens と称して紹介したところ、
これが大受けで、プロの方々も使うようになってきました。
みなさま、他と違う表現を求めているということの証左でしょうね。
なぜ、こんなものを作ろうかと思った理由は、他人と違う写真をどうすれば撮れるかということからでした。
写真は、被写体をカメラで撮って、撮影データを得て、そのデータをそのまま、あるいは、プリントして閲覧するというものです。その間を細かく分析すると、被写体・(フィルター)・レンズ・カメラ本体(撮像センサーと画像処理エンジン)・撮像データ・撮像データの現像ソフト・出力するプリンター・用紙があり、その中の少なくとも一つを他人と違うものにすれば、他人とは違う写真となるわけです。
被写体として、誰も見たことのないような特別なものを選ぶ
フィルターを使って他人と違う効果を出す
最適な表現となるようなレンズを選ぶ
好みの画質・色の出るカメラ本体を選ぶ
撮像したデータを現像ソフトやレタッチソフトで加工する
プリンターや用紙を選択して風合いを変える
ということが行われています。
この中で、誰もやっていないことは何か、をずっと考えていると、ある日、妙なレンズと遭遇し、それをきっかけに、レンズの中身を変えた人はいないぞ・・という発想が生まれた。
そこで、レンズの構成を変えてみようと・・・。というものの、レンズ製作などできない。市販していたオールドレンズを分解して構成を入れ替えてみよう。
ということになった。