June 2014
June 28, 2014
「変な人」求む国家プロジェクト
変のススメを以前このブログに掲載した。
この変のススメに共感・・というより、面白がってくれた知人が、これ遠山さんが仕掛けたの?と冗談半分に知らせてくれた国家プロジェクトが、この「変な人」求むというプロジェクト。
この記事の元はどこかと調べたら、「変な人」とはさすがに記載していないが、独創的な人求むの、このページです。
我々も変な人プロジェクトにチームを作って応募しようかと検討開始です。応募期間は平成26年7月14日(月)から同年8月20日(水)までです。
皆さん、「変」を自称される方、周りから「変」と言われている方、応募してはいかがでしょうか。
Posted by pattom on June 28, 2014 | Permalink | Comments (0) | TrackBack (0)
June 04, 2014
経営戦略全史 三谷宏治 ディスカバー
三谷宏治の「経営戦略全史」ディスカバー。これまでの経営戦略の歴史がわかりやすく紹介されていて、大変面白い。
また、様々なフレームワークも紹介されており、経営戦略のダイジェスト版としてみても有用である。
日本企業の経営も紹介されていおり、その中で、「ホンダ効果」についての記述が面白い。
昨今立体商標として話題となった、「スーパーカブ」のヒットを切り口に、中大型バイクでもアメリカ市場を席巻したホンダの手法を、1975年当時のBCGは、次のように分析した。
「ホンダは、経験曲線に基づくコストリーダーシップ戦略で、新しい市場(アメリカでの小型バイク)の創造に成功し、その後そこでの経験曲線を利用し、既存市場(中大型バイク)をも席巻した。」
しかし、その後、マッキンゼーのリチャード・パスカルがホンダの幹部にインタビューしたところ、そのような戦略などなく、ホンダの「戦略」は、失敗を積み重ねる中で創発的に生まれ出てきたのもだ、と結論づけた。
後の評価で理論立てられた成功事例が、実は、場当たり的な対処の積み重ねによる成功であったことは、よくあることである。
ただし、だからといって、後の評価による論理が、間違っているとは言えないし、それを参考にすることで成功できるのかもしれない。その一方、その評価を鵜呑みにしてもならない。あくまでも評価であり、よくよく事実を観察し、真の成功要因を探求しておく必要がある。
Posted by pattom on June 04, 2014 | Permalink | Comments (0) | TrackBack (0)