面白がる視点 January 10, 2007
面白がる視点 January 10, 2007
プロ論3(徳間書店)を読んでいて、知財創出に役立つ言葉をまた見つけた。「面白がる視点」という言葉だ。
インドネシアなどに学生と勉強によく行くという、日本語学者の金田一秀穂教授曰く、「異国の地で過ごす基本は体力。体力が続くための条件は、丈夫さではない。学生がおなかを壊しても僕は大丈夫。面白がる視点が僕にはあるから。」という。
『何かを見たとき腹を立てる人が意外に多い。「食器が汚れている」悲しくなる人もいる。「つらいから帰りたい」。これは疲れるんです。
でも、僕は違います。食器が汚れていることに興味を持ってしまう。どうして気にならないのだろう、と。面白がれば、疲れないから体力も温存される。』
思うに、面白がる視点を持つ人は、創造性も豊かだ。探求心が伴うし、もっと面白がろうとするからだ。皆さんも、金田一先生のように、面白がるゲームをしてみませんか。