謹賀新年(美しい日本具体化プロジェクト) January 01, 2007
謹賀新年(美しい日本具体化プロジェクト) January 01, 2007
2007年あけましておめでとうございます。旧年中は「知財ブログ」ご愛読ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。
毎回大したことも書けませんが、知財現場に生きる者からの声として暇つぶしにご一読いただければと思います。
2007年度の第一回目は、「美しい日本・具体化プロジェクト」について。
安倍首相は、「美しい国、日本」を国民と一緒に創りあげていく「決意」を表明し、目指すべき国のあり方として、(1)文化、伝統、自然、歴史を大切にする国 (2)「自由」と「規律」を知る、凛(りん)とした国 (3)未来に向かって成長するエネルギーを持ち続ける国 (4)世界に信頼され、尊敬され、愛される、リーダーシップのある国、を示しています。(安倍首相のホームページより)
その「美しい日本」を具体化するためのプロジェクトが、今年の1月から、国民を巻き込んだプロジェクトをとして政府により開始されるという(読売新聞12月31日)。コンクールなどを通じて国民から直接アイデアを募集するらしい。「『日本の真髄100選』募集」というキャンペーンもするとのこと。インターネットや郵便を使っての募集である。
知財分野の立場から、日本の真髄を活用した知財創出についても力を入れて欲しいものだ。それは、新日本様式という日本発ブランドや、政府が進めるイノベーション25、につながり、上記(3)の「未来に向かって成長するエネルギーを持ち続ける国」の基礎となるのではと思う。
「美しい国、日本」というのは幻想であるとする記事も時折見かけるが、これを幻想としてしまうのか、現実のものとするのかは、政府の指導力と国民の意識、そして智恵次第ではないかと思う。
知財ブログでは、美しい日本を今年のテーマの一つとし、「知財」という切り口から「美しい日本」を探ってみたいと思う。皆様もご意見等ありましたならば投稿いただければ幸いです。
2007年元旦