花泥棒と知財 January 19, 2007
花泥棒と知財 January 19, 2007]
我が家の玄関先に置いておいた「花かんざし」が植木鉢ごと消えた。どうやら盗まれたらしい。わずか700円弱のもの、買えば良いのに・・。盗んだ花を見ていて良い気持ちがするのだろうか。
と、思いつつ知財の仕事につくと、そういえば、植木鉢のようなものは盗まれれば気がつくが、知財は盗まれてもなかなか気がつかないですね。知財の最大の特徴ですね。
これが知財法を複雑なものにしていることを、花泥棒にあって再認識。
特許法などでは、発明の利用と保護の調和が規定されている。知財は情報であるから、簡単に持って行ける。持って行って良い知財は利用して良い知財、持って行ってはいけない知財は保護される知財。利用の可否判断はこれまた難しい。これまた知財の特徴ですね。