上手すぎるプレゼンテーション September 16, 2005
soulram’sさんのブログで、「プレゼンテーションが旨い=情報を意図したとおりに伝えることが出来る、ってことなのかしら。プレゼン旨いほうがいいよね。あまり旨いと嘘っぽく聞こえることがありますが。」とありました。
まさしく、その通り。プレゼンが上手くないと、情報は伝わらないが、そこに、結果として嘘となってしまうような状況があってはならない。とりわけ、IT系だと、コンピュータを使うことによって何でも実現できてしまうような錯覚を与えてしまうおそれがある。
これがIR情報として流れた場合どうなるであろうか。株価の急騰とその後の現実に気づいた後の急落が待っている。
プレゼンを上手くするには、受け取り側の特性を考慮すること、送るべき情報のコンセプトを適格に把握し、表現することが必要であろう。100を知り、10に絞って、2を語る、とは、コンセプトワークを教えている妹尾堅一郎教授の言葉だ。これを実現するのはかなりの努力と勇気が必要だが・・・。