studuino:bitをさわってみよう
ここでは,プログラムを作って,studuino:bitに入れて(転送して),動かす(実行する)ための基本的な方法を学びます.
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パソコンとstuduino:bitを繋げよう
作ったプログラムをstuduino:bitで実行するためにはstuduino:bitに転送することが必要です.転送するためには,まずプログラムを作るコンピュータとstuduino:bitを繋げます.
Microsoft Windowsとmac,Chromebookの場合はUSBケーブルで繋ぎます.使うUSBケーブルは,studuino:bitに繋げる側がmicro-USB TypeB,コンピュータ側はコンピュータに付いている端子の種類に合わせます(通常は標準のTypeAやTypeCです).
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きちんとつなげると,studuino:bitに電気が流れ,Aボタンの下にある緑色のLEDランプが点灯します.
studuino:bitはコンピュータなので,動かすためには電気が必要です.studuino:bitとコンピュータをUSBケーブルで繋げると,コンピュータから必要な電気が供給されます.コンピュータと繋げない状態で動かしたい場合は,電池ボックスなどを繋げて,電気を流す必要があります.
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プログラミング環境を起動しよう
studuino:bitで動くプログラムを作るためには,専用のプログラミング環境を使います.インストールできるアプリもありますが,インターネットに繋げられるのであれば(webブラウザで開いて利用できる)オンライン版を利用するのが良いでしょう.なお,webブラウザとしてはChromeが使えます.
オンライン版を使う時は,webブラウザから
を開きます.
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さっそく最初のプログラミングをしてみよう
プログラミング環境を開いたら,「ロボットモード」をクリックします.
studuino:bitのプログラミング環境は,Scratchとほぼ同じです.左側の一覧からブロックを選んで,真ん中のプログラムエリアに持ってきて,複数のブロックを繋げる作業になります.
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まず,カテゴリ一覧から「調べる」を選んで,「本体のボタンAが押されたとき」ブロックをプログラムエリアへドラッグ&ドロップします.すると「本体のボタンAが押されたとき」ブロックが表示されます.「本体のボタンAが押されたとき」ブロックは,本体のボタンAが押された時に実行され,その下にくっついているブロックが順次実行されます.
次に,カテゴリ一覧がから「見た目」を選んで,「LEDに□を表示する」ブロックをドラッグ&ドロップして,「本体のボタンAが押されたとき」の下にくっつけます.
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「LEDに□を表示する」の□の部分の横の▽ボタンを押し,表示されるウィンドウで表示するLEDのデザインをします.これでプログラムは完成です.
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作ったプログラムをstuduino:bitに転送して実行してみよう
次に,作ったプログラムをstuduino:bitに転送します.
USBケーブルで繋げたあと最初の転送では,コンピュータとmicro:bitを接続する作業をします.左上にある「編集」をクリックし,表示されるプルダウンメニューから「接続」をクリックします.表示されるダイアログウィンドウの「デバイスを接続する」ボタンを押します.
https://gyazo.com/748b95356676dfc9f9520362034ff470
「・・・・接続を要求しています」というウィンドウが表示された時は,一覧にひょうじされているstduino:bitを選択して,右下にある「接続」ボタンを押します.
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接続が完了すると,下のようなウィンドウが表示されます.このウィンドウが表示されている時は接続されている状態です.表示されていない時は接続されていないので,上記の接続の操作をします.
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作ったプログラムを,studuino:bitに転送するには,左上の「編集」をクリックして表示されるプルダウンメニューから「転送」をクリックします.なお,一度Studuino:bitに接続操作をした後,接続が切れている場合,「転送」をクリックすると自動的に接続してくれることがあります.
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すると次のようなダイアログが表示されるので,通常は一番左上のsample0と表示のあるところの「転送」ボタンを押してください.
転送が終了すると,プログラムの実行が自動的にはじまります.
「A」ボタンを押してみてください.すると,先ほどデザインしたようにLEDが点灯するはずです.
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サンプルプログラムをstuduino:bitに転送して実行してみよう
次に用意されたサンプルプログラムを実行してみます.
まず,
からファイルをダウンロードしてください.ダウンロードしたファイルの保存先はOSによって異なりますが,「ダウンロード」というフォルダに保存されることが多いです.ファイルを児童生徒に配布する時は,ダウンロードがしやすい場所に置いて,再配布した方がよいでしょう.
次に,これをプログラミング環境に読み込みます.左上の「ファイル」をクリックすると表示されるプルダウンメニューから「コンピュータから読み込む」をクリックします.
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表示されるダイアログで,先ほどダウンロードしたファイルを指定します.「・・・内容を置き換えますか?」というダイアログが表示された時は「OK」ボタンを押します.
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するとプログラムエリアには読み込んだプログラムが表示されます.
https://gyazo.com/0d5b0c5eebd6de295da186b5993a0f34
先ほどと同じように,studuino:bitに転送して,Aボタンを押してみてください.「Hello」と表示されるはずです.
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