studuino:bitでイルミネーションを作ってみよう

カリキュラム

イルミネーションをつくろう

ここでは，Studuino:bitを用いて，冬のイルミネーション（クリスマスイルミネーション）を作ってみます．

https://gyazo.com/8bdafc934330064bee9d273c75bbbc8c

赤のあかりをつけてみよう

あかのあかりをつけるをダウンロードして，プログラミング環境に読み込んでください．「あかをつける」ブロックを実行すると赤いあかりが点灯します．なお，「あかをつける」ブロックは「関数」カテゴリの中にあります．

https://gyazo.com/36005d45c0c1b250c250ae715ba48871

「あかをつける」を「本体のボタンAが押されたとき」ブロックの下につなげます．できあがったら，studuino:bitに転送して，実行してみましょう．

次に「あかをつける」の代わりに「きいろをつける」「みどりをつける」に変更して実行してみてください．黄色，緑色のあかりが点灯するはずです．

https://gyazo.com/8bdafc934330064bee9d273c75bbbc8c

三つのLEDを順番につけてみよう

三つのあかりをじゅんばんにつけるを開いてください．

ここでは，赤，黄，青のあかりを順番につけていくプログラムを作ります．まずは自分で作ってみましょう．

単純に「赤をつける」「黄色をつける」「青をつける」ブロックをつなげただけでは，全部いっしょについてしまうと思います．どうすれば順番につくようになるでしょうか．

https://gyazo.com/d770facd32475dcbccf19cd5c15bcd1b

「赤をつける」で赤いあかりをつけた後，少しまってから「黄色をつける」が実行されるとよいですね．そのためには「◯秒待つ」ブロックを使います．順番に赤，黄，青とついていくように，「◯秒待つ」ブロックを組み込んでみてください．

正解例を次に示します．

https://gyazo.com/026e95d6e145d7de11ec17436df6600e

https://gyazo.com/8bdafc934330064bee9d273c75bbbc8c

繰り返し三つのあかりを順番につけてみよう

全部ついたら，すべてを消して，また順番についていくようにしてみます．

三つのあかりをじゅんばんににつける（くりかえし）を開いて，まずは自分で作ってみてください．なお，すべてのLEDをけすには「ぜんぶけす」ブロックを使います．

https://scrapbox.io/files/6277828e05effb001de5589f.mp4

先と同じように「はじめに」の中にブロックをつなげた次のような形だと，２周したらおわってしまいますね．

https://gyazo.com/e0fc8ff25ba1e961c19c24cc322df21e

ずっと繰り返すためには，永遠に「赤をつける」から「ぜんぶけす」までを繰り返しくっつける必要があります．このようなことをしないために使うのが「ずっと」ブロックです．「ずっと」ブロックの中に入れたブロックは，上から順番に実行され，一番下のブロックが実行された後，再び一番上のブロックに戻って実行され続けます．このように同じことを繰り返し実行するプログラムの仕組みを「繰り返し」と呼びます．

では，自分で作り直してみましょう．

「赤をつける」ブロックから「ぜんぶけす」ブロックまでが繰り返されるようにすれば良いので，その部分を「ずっと」の中に入れればよいです．

https://gyazo.com/fcfcb3cf36cce3e799c04354c85cd377

ただし，さいごに「◯秒待つ」ブロックを入れておかないと，全部消えた後にすぐに赤がついて，赤が消えたように見えなくなってしまうところに注意する必要があります．

https://gyazo.com/8bdafc934330064bee9d273c75bbbc8c

三つのあかりを一つづつ順番につけてみよう

三つのあかりを一つづつじゅんばんににつけるを開いてください．

ここでは，赤，黄，青のあかりを一つづつ順番につけてみます．それぞれのあかりを消すには「赤をけす」「黄色をけす」「青をけす」ブロックを使います．

https://scrapbox.io/files/62778266eafaef0023d7b096.mp4

では自分で作ってみましょう．

正解例を次に示します．

https://gyazo.com/e41d68166988364be3f307a4dd20b427

三種類のあかりについてつけるけすをすればいいので，「赤をつける」「赤をけす」「黄色をつける」「黄色をけす」「青をつける」「青をけす」ブロックを並べます．ここで「◯秒待つ」ブロックが三つしかありません．どこに入れましたか？　ここに入ればければならないという正解はありませんが，三つの「けす」ブロック後に入れるのが良いでしょう．そうすると，一つあかりが消えた瞬間に次のあかりがつくことになるので，順々についていくというイメージに近くなるかと思います．

https://gyazo.com/8bdafc934330064bee9d273c75bbbc8c

冬のイルミネーションをデザインしてみよう

ここまでに紹介したブロックを組み合わせて，綺麗な冬のイルミネーションをデザインしてみましょう．一つではなく複数のstuduino:bitを並べた時のことを考えてデザインするのも良いでしょう．

#プログラミング教育研修教材