メールの終焉
メールはオワコン
メールというコミュニケーションシステムはかなり昔から使われ続けていますが、以下のような様々な問題点を持っています。 確実に届くかどうかわからない
読んでもらえたかどうかわからない
一度送ってしまうと訂正できない
発信者を詐称できる
誰にでも送れてしまう (spamを簡単に送ることができる)
送られてきたものはすべて受け取らなければならない
相手を知っていてもアドレスを知らなければ送れない
テキストしか送れない
アドレスを間違えやすい
複数の人間で情報を共有しにくい
秘密情報を送りにくい
様々な工夫によりこれらの多くは解決されているのですが、複雑な情報をきめ細かく交換したり共有したりするには根本的に向いていないので、今後メールシステムは消えゆく運命にあると思われます。しかしまだそのような大きな動きが見られないのは、メールを完全に駆逐できる優れたコミュニケーションシステムがまだ発明されていないからなのでしょう。
メールは使えるけれどもWebは使えないようというような端末がほぼ存在しなくなった現在、メールキラーとなるようなブラウザ上のコミュニケーションシステムを発明できれば世界中の通信を支配できるに違いありません。SNSやLineなどのショートメッセージ(SMS)がメールのかわりに使われるようになってきているのは確かですが、まだまだメールほど汎用に利用されてはいないようです。今後に期待したいところです。