Twitterの音声チャットルーム「Spaces(スペース)」
Spacesの基本機能は、音声チャット、リアクション絵文字、ツイートの共有、コメント機能だ。音声の自動文字起こし機能(字幕機能)もテストされているが、現在は英語のみ。対応OSはiOS。 Spacesは「全員」「フォローしているアカウント」「発言者として招待したアカウントのみ」という3つの公開範囲で作ることができる。「全員」に設定したSpacesであっても、フリートと同じ箇所にSpacesが表示される形式であるため、ホストと発言者をフォローしているユーザーが気づいて入室することとなる。(フリーとはその後廃止)また、ツイートのシェアなどで知ったユーザーが入ることも可能。
Clubhouseは音声以外で会話に反応することができない。そのため、音声を遮らないように反応するために、参加者がマイクボタンを連続でオン・オフして拍手のように見せるなど、ユーザー側が工夫をしている。その点、Spacesにはリアクション絵文字が用意されている。会話に反応が欲しい話者と、反応したいリスナーの気持ちをスッキリと消化してくれる。 一方で、Clubhouseでは喋っているユーザーのアイコンの外枠を光らせることで誰が発言しているのかを表現しているが、Spacesではユーザー名の左下の箇所に小さな音量アイコンのようなものを表示することで発言者を表している。この点はClubhouseの方が、誰が喋っているのか一目で分かりやすい。またSpacesではマイクをミュートにしていても、ミュートアイコンは表示されなかった。