進行形
T先生 今回は進行形を学んでいくよ。
Sくん やった。進行形は得意なんですよ。
T先生 それはすごい。さっそく入っていこう。
◎現在進行形は、( is /am/are) + Ving の形。
「一時的形/ この瞬間形」とも言える。
□She is watching TV / in the living roon / now.
彼女はTVを見ているよ / 居間で / 今この瞬間は。
今この瞬間している 現在進行形 ( is taking care of )だよ。
普段いつもしている 現在形 (takes care of…)だね。
◎過去進行形は、( was / were) + Ving…の形だ。
「ある過去の時点で、ちょうど~している最中だった(まだ動作の途中だった)」
□When the phone (rang), // she (was taking) a shower .
電話が鳴ったとき. // 彼女は(ちょうど)シャワーを浴びているところだった。
ある過去の時点で、シャワーが終わっていないよね。ちょうどその途中だった。
過去の動作が終わっておらず途中だった場合、過去進行形にする。
練習
「僕たちは昨日の2時にバスケをしていた。」これは過去形で言う?過去進行形?
◻︎We ( played / were playing ) basketball / at two / yesterday.
答えは、過去進行形の were playingがいい。なぜか。
バスケの試合をする(初めてから終える)までには一定の時間が必要だ。すぐには終わらない。「2時」の時点ならプレイの途中だったはずだ。
過去のある時点で「途中だったこと」「まだ終わっていなかったこと」は過去進行形で言うんだよ。were playingが正解。
◎未来進行形なら、will + be+ Ving の形だ。2つ役割がある。
① 未来のある時点で「ちょうど~している最中だろう」
② will+V 「絶対~するよ!」を控え目に言う言い方。「~することになります」
□① She will be studying / in the library / at this time .... tomorrow.
彼女は勉強しているだろうね 図書館で 明日の今頃は。
□② We will soon be arriving / at Tokyo Station.
もうすぐ到着することになります 東京駅へ。 (電車のアナウンスで)
現実には、①よりも②の用法の方が多い。
willにbe + Vingの進行形をプラスすることで、willの断定調を抑え、控えめで丁寧な表現になるよ。
進行形はまだ途中のことで、確定していないことだからね。
問題を解く際のヒント
・日本語を見ながら、下の英文を5回言ってみよう。すらすら言えるようになったら、
・英語の部分を隠し、日本語だけみてすらすら言ってみよう。思い出すのが学習だ!
・最後に本冊の問題 (p16-17) 問題 4,5 にチャレンジだ。
4 太郎が帰ってきた時 家に 香織は ちょうど T Vを見ていた。
When Taro ( came ) home, Kaoi ( watched / was watching ) TV.
5 大谷選手は プレイしていることだろう そのチームで 来年の今頃は
Ohtani ( will be playing / has played ) ...in the team ....at this time ....next year.
答え was watchiing / will be playing
問に答える思考法
4 太郎が家に帰ってきた時間が5時だったとして、「TVを見る」という動作は1時間とか2時間とか一定の幅が必要だ。5時の時点では「T Vを見ている途中」だっただろう。途中を表す過去進行形 was watching が良い。
5 「来年」だったら will play でも良いが、来年の今頃 ( at this time ... next year)とあるので、未来のあるピンポイントの時点の話しで「ちょうど....しているだろう」になる。will be playingが良い。