◉後ろに動名詞のみとる動詞
左上の Hiro-Hiro-Eigo をクリックすると初期画面に戻ります
https://scrapbox.io/files/69d223e83caed06dfe66e816.jpeg
Suwa Shrine / Iwaki
今していること
Sくん:動名詞は、MEGAFEPSの後とか、ネガティブな意味の動詞とくっつきやすいと教えられた気がします。
T先生:それではきちんとした学びにならないね。今から学んでいこう。
⸻
後ろに V-ing をとる動詞
〜「頭に具体的に浮かぶ行動」というイメージでつかもう〜
英語では、ある動詞の後ろに必ず V-ing が来ることがあります。たとえば以下の形です。
• enjoy 【playing tennis】
• finish 【cleaning the floor】
では、なぜ V-ing になるのでしょうか。
V-ing の基本イメージ
V-ing は、頭の中で、 場面つきで具体的な行動が映像で浮かぶ行動です。
• あなたがすでに実際にしていること
• あなたの頭の中に具体的に浮かんだ出来事
• 目の前に迫っていたこと
こういうものは具体的な行動が映像化されやすく、【V-ing 】で表されやすいです。
つまり、「~すること」が、場面つきで映像で思い浮かぶ これが V-ing の大事なイメージです。
⸻
① 楽しむ・好きグループ
enjoy / like /
好きだったり楽しんでいる。だから「それをしているところ」が目に浮かぶ。その場面が楽しい。
私は 楽しんでいる サッカーをするのを。
•I enjoy 【 playing soccer.】
彼女は 好きだ 本を読むのが。
•She likes 【 reading books.】
実際に好きになるくらい、すでにしていること、場面が頭にパッと浮かぶ → V-ing
⸻
② やめる・終える・あきらめるグループ
stop / finish / give up
これらは、今までしていたこと・続けていたことを「やめる」「あきらめる」動詞です。
イメージ
していることを中断する。stop 【Ving....】
していることを終える。 finish 【Ving....】
習慣的に続けてきたことを 止める quit / give up 【Ving....】
彼は 中断した 話すことを、電話にでた。
•He stopped 【talking】and answered the phone.
彼女は 終えた 宿題をすることを。
•She finished 【doing her homework.】
彼は やめた 喫煙(の習慣)を。
He quit / gave up【smoking】.
今までやっていたこと・続けていたことは「情景・様子が具体的にパッと浮かぶこと」。
それをやめる・終えるから 【V-ing...】
より深く
stop の後ろに to V ....が続くことがある。
He stopped ....to talk to her.
彼は立ち止まった 彼女と話すために。
Sくん:ありゃ。stop Ving...とばかり思っていると❌になりますね。
T先生:そうなんだ。何かすることを中断するは stop Ving... だけど、<何かをするために>立ち止まるなら stop <toV...>だ。
⸻
③ 避ける・嫌がる・延期するグループ
avoid / mind / put off / postpone
これらは、頭に具体的に浮かぶ行動を、できればしたくないときの動詞です。
イメージ
今まで散々してきたことだから「それをする場面」が頭に浮かぶ。
でも、何かの事情で、いやだ。避けたい。後回しにせざるを得ない。
彼女は 避けた 彼に会うのを。
•She avoided 【meeting him.】
いやですか 少し待つことは。
•Do you mind 【waiting a few minutes】?
私たちは 延期した ピクニックに行くのを。
•We put off 【going on a picnic】.
彼らは 延期した 大阪へ出発することを。
•They postponed 【leaving for Osaka】.
彼は 否定した 花瓶を割ったことを。
He denied 【breaking the vase 】.
頭に浮かぶ、いやなこと・避けたいこと、延期せざる得ないことだから 【V-ing...】
⸻
④ 免れるグループ
escape
これは、目前で起こりそうだった具体的な出来事を免れるときに使います。
受け身の動名詞で使われることがほとんどです。
イメージ
悪いことが起こりそうだった。でも、なんとかそれを回避できた。
例
その少年は 免れた 罰せられることを。
•The boy escaped 【being punished】.
あとちょっとのところで起こりそうだった具体的なこと=映像化できるから 【V-ing...】
⸻
⑤ 練習・くり返しグループ
practice / keep / continue
イメージ
ある行動を、ずっと続ける・くり返すイメージが映像として頭に浮かんでいる。
彼女は 練習をした ピアノを弾くことを。
•She practiced 【playing the piano】.
彼は 続けた 真夜中まで勉強することを。
•He kept 【 studying until midnight.】
keep on Ving.. onがつくと邪魔が入ったけどめげずに続けた感じになる。
The phone rang .... but she kept on talking. 電話が鳴ったが彼女は話し続けた。
彼らは 続けた 昼食後も働くことを。
•They continued 【working after lunch.】
動作を中断せず、し続ける感じは keep on...が良い。
中断をはさみつつ何かを続けるのは continueが良い。
⑥ 具体的に頭に思い描いている
considerはしっかりよく考えるの意味。当然、何回も何回も考えて具体的な形になるまで考える。だからVingを使う。
look forward to..も心待ちにする。何回も夢にみて、頭の中で繰り返しイメージができている。だからVingを使う。
consider Ving.... ....することをよく考える
look forward to Ving... ....することを楽しみに待つ
He considered 【studying abroad 】but he didn't have much money.
彼は考えた 海外留学することを でもお金があまりなかった。
I'm looking forward to 【seeing you soon.】
楽しみに待っているよ もうすぐ君に会えることを。
⸻
まとめ
V-ing のイメージ
頭の中で、具体的に場面が浮かぶ行動
だから、次のような動詞の後ろに来やすいです。
• enjoy
• stop
• finish
• give up
• avoid
• mind
• put off
• postpone
• escape
• practice
• keep
• continue
• consider
• look forward to
⸻
すぐ使える覚え方
1. 楽しむ
• enjoy V-ing
2. やめる・終える
• stop V-ing
• finish V-ing
• give up V-ing
3. 避ける・嫌がる・延期する
• avoid V-ing
• mind V-ing
• put off V-ing
• postpone V-ing
4. 免れる
• escape V-ing
5. 続ける
• practice V-ing
• keep V-ing
• continue V-ing
⸻
T先生 動名詞は頭の中に情景がパッと思い浮かぶこと。smoking喫煙、swimming 水泳。jogging in the park 公園でジョギング。studying in the classroom 教室で勉強。どうだろう。
Sくん うん。情景が思い浮かびます。これが動名詞の役割ですね。わかりました。そしてenjoyなどの動詞の後ろには動名詞しかこない。でも不定詞とはどう違うんですか。
T先生:to 不定詞「すること」は原則「未来にすること」で「抽象的」なのに対し、動名詞は原則「今までにしてきたこと、目前に迫った具体的な状況」で「状況つきの具体的なこと」で使うんだ。
Sくん:なるほど。I want 【 to go to the US 】という願望とか、I went to the college < to study English>. という目的は、今までやってきたこと、や、目前に迫ってきている具体的な状況に比べたらそれほど具体的ではないかも。その辺りが違いになりそうですね。
He stopped reading and answered the phone. 彼は中断した 本を読むことを、電話に出た。