◉これは絶対!基本動詞の意味2(小中用)
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King's College Chapel / at Cambridge
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基本動詞1 get
先生T:動詞の get ってどういう意味?
生徒S:得るじゃないですか?
先生T:じゃ次のgetはどういう意味?
She got a concert ticket.
生徒S:手に入れた?
先生T:いいね。じゃ次は?
She got tired.
生徒S:うーん。tiredは「疲れた」で gotは「手に入れた」あれれ。
先生T:動詞はね、後ろに何がくるかで意味が変わることが多いんだ。これを見て。
get +名詞 手に入れる
get +形容詞 の状態になる ( の状態を手に入れる=になる)
tiredは形容詞だから.....
生徒S:あ、そうか、「疲れた状態になった=疲れた」だ!
先生T:あたり!
先生T:ラストな。次のgetは?
Could you tell me how to get to the station?
生徒S:駅への....を教えてください?かな。
先生T:次を見てみて。
get + to 場所 に到着する ・行く
生徒S:駅への行き方を教えてくださいです。
先生T:正解。
get+to 場所 〜へ行く
get+形容詞 の状態になる
get+名詞 を手に入れる
T先生:getはね、うつり変わる。変化が意味のコアにあるんだ。場所の変化、状態の変化、所有物の変化だね。
基本動詞2 have
先生T: haveはね、自分の身の回りに「持っている」が基本だ。
ペットを飼っているなら、I have a pet. とか、I have a dog. でいい。
スマホを持っているのも、I have a smartphone.だ。
生徒S:兄や妹は「持っている」じゃおかしいですね。
先生T:だね。I have a sister. で「姉(妹)が一人いる」だね。
先生T:朝食を食べた。は、I had breakfast.というよ。
生徒S:「いつも朝食に納豆を食べる」って言いたい時はどう言えばいいですか。
先生T:I have natto / for breakfast. と言えばいい。
haveのまとめ
have +ペット ペットを飼う Do you have a pet? Yes. I have a dog.
have + もの ものを持つ・所有する I have a smartphone?
have + 兄弟等 兄弟(姉妹)がいる I have a sister.
have + 食事 食事をとる I have natto / for breakfast.
基本動詞3 make
先生T:makeは基本「作る」だよね。
make+もの なら、作る。My mom made a sweater ... for me. 母は 作ってくれた セーターを ...僕のために
make+人+もの なら、人にものを作ってあげる。My dad made me rice balls. 父さんは僕におにぎりを作ってくれた。
先生T:じゃこれは? The news made me happy.
生徒S:そのニュースは 作った 私 ハッピー???? あれ?
先生T:make +人 +形容詞 の場合は、人を(....の状態に)する なんだ。
生徒S:じゃ、The news made me happy は、me人 happyは形容詞だから、そのニュースは僕をハッピーにした?
先生T:OK。
makeのまとめ
make +もの を作る
make+人+もの 人にものを作ってあげる
make+人+形容詞 人を(....に)する
基本動詞4 ask
先生T:askは「頼む」と「尋ねる(たずねる)」の2つの意味がある。
生徒S:見分け方はあるんでしょ?
先生T:ありますねえ。
ask+人+to....なら絶対「頼む」だよ。
ask+人+wh疑問詞なら絶対「尋ねる」だよ。
生徒S:She asked me ... to lend her my bike.なら?
先生T:彼女は僕に頼んだ ...彼女に僕の自転車を貸してと。
生徒S:she asked me ... what my favoite food was.なら?
先生T:彼女は僕に尋ねた 好きな食べ物が何かと。
生徒S:どちらの文もShe asked me..までは同じですね。
先生T: だから、toか、whで始まる疑問詞が見つかるまではどちらの意味になるか保留しておくんだ。toがあったら「頼む」、wh疑問詞があったら「尋ねる」にするんだ。
生徒S:なんだそうだったのか。
先生T:ask+人+質問も「尋ねる」に決まっているよね。She asked me some questions. 彼女は僕にいくつか質問をした(尋ねた)。
ask+人+to.... 人に 〜してと「頼む」
ask+人+wh疑問詞 人に 〜かと「尋ねる」
ask+人+質問 人に質問をする
Sくん:ask人の後ろまで目を走らせる。すると、toがあれば「頼む」だし、それ以外なら「尋ねる」でいい。
基本動詞 5 leave
先生T: leaveは「後に残して+その場を去る」と覚えるよ。
生徒S:「残す」と「去る」の2つの意味があるんですね。
先生T:あたり。
先生T:leave+場所 なら「その場所を去る・出発する」だ。
I left Fukushima ... for Okinawa. なら「僕は福島を出発して、沖縄に向かった」の意味。
leave +もの なら「ものを置き忘れる」の意味になることが多い。
She left her smartphone ...behind the bus. 彼女はスマホを置き忘れた ...バスに。
生徒S:なるほど、「後に残して、その場を去る」か。やはり後ろにどんな言葉がくるのかで意味が決まりますね。
先生T:だったら、これは? She left the window ...open.
生徒S:leave+ものだから、残す?
先生T:leave+もの+ 形容詞 なんだ。これは「ものを(形容詞)のままに放っておく」だ。
生徒S:だったら、窓を開けたまま放っておいた ですか。
先生T:正解!
leave+場所 その場所を去る・出発する
leave+もの ものを後に残す(置き忘れる)
leave+もの+ 形容詞 ものを(ある状態の)ままに放っておく
基本動詞6 take
先生T:takeの基本は自ら積極的に「とる」だ。
take a bus で バスに乗る。
take a shower で シャワーを浴びる
take a piano lesson で ピアノのレッスンを受ける
take a seat 座る
take an umbrella with you 傘を持っていく
take a photo 写真を撮る
take me ...to the zoo 僕を連れていく...動物園へ
生徒S:やはりtakeの後ろの名詞によって、日本語の意味は変えるみたいですね。
先生T:共通点もある。これらは全部、自らが積極的に「とる」という行動が関係しているよ。
基本動詞7 聞く? 聴く?
生徒S: hearとlisten to...の違いってなんですか。
先生T:耳に自然に飛び込んできて「聞こえちゃう」のはhear。注意して聴くのが listen to...だね。だから、リスニング(コンプリヘンション)テストとは言うけど、ヒアリングテストはおかしい。ヒアリングテストは「聴力テスト」になってしまうよ。
生徒S:じゃ、セミの声が聞こえるは hear?
先生T:自然に聞こえてきたならね。Can you hear cicadas singing? セミが鳴いているのが聞こえる?cicadaスィケイダでセミ。
注意して私の話を聴きなさい。なら Listen to me. になる。
hear 自然に聞こえる
listen to 注意して〜を聴く
基本動詞8 見る
生徒S:lookとwatchとseeの使い分けがわかりません。
先生T:じっと見るがlook at ね。She looked at the photo. 彼女はその写真をじっとみた。atはね「的(まと)」と考える。一方ね、動いているものなどを注意してみるは、watchだ。He watched the baseball game ...on TV. 彼は野球の試合を観た...TVで。 see はね、見るというより、「自然に見えちゃう」方が正しい。意識しなくとも見えるんだ。例えば、富士山の近くにいけば、自然と視界に富士山が入って見えちゃう。こういう時は、see Mt. Fuji を使う。ふと夜空を見上げて、自然に多くの星が見える時は see a lot of stars. と言える。ただし、星(の動き)を注意して観察するときは watch starsね。
生徒S:映画を観るは、seeですか? watchですか。
先生T:大スクリーンがあって、視界に映画が自然に飛び込んでくる感じの時はsee a movieかな。
一方、TVなどの画面に注意を向けて観るなら、watch a movie ...on TV だね。
生徒S:なるほど。
look at じっと観る
watch 動いているものなどを注意して観る
see 自然に見える
基本動詞9 話す
話すだけでも4つあるよ。
He said, " I love you". 彼は言った「俺、お前を愛してるよ」と。
sayは具体的に何を言ったかということが大事なんだ。
tellはね、(誰に)(何を言った)かが大事。
He told me ...that he loved me. 彼は私に言ったの ...「愛している」って。
talkは、会話のやり取りをするが大事。中身は特には問われない。
I talked ...with him. 僕は話したよ...彼と。
speakは、とにかく何か口に出すってこと。中身は問われない。
I spoke ... to him. 僕は話しかけた...彼に。
say (何か) 何を言ったか、話の内容が大事。
tell(人 )(何か) 誰かに、何かを伝える。2つ重点がある。
talk with人 お互い話しあうが重点情報。with人か、aboutテーマが続く。
speak (to) とにかく何か発言する。話の中身は問われない。言語を話すもこれ。