◉of+名詞
「of +名詞」で「形容詞」と同じ意味を持つものがある。
of importance   重要な
of use   役にたつ
of value  価値がある
ならすなおに形容詞を使えばいいじゃないかと思うだろう。important, useful, valuableといえばいいと。
でもこの表現が残っているには訳がある。
それは、「日常」「口語」ではよりシンプルな「形容詞」が好まれ、
ビジネス、論文、スピーチなどの「フォーマルな文脈」では、「of+名詞」が好まれるからだ。格調高いのだ。
◉ビジネスメールなどで自然な表現
Your cooperation will be of great importance / to the success of this project.
あなたの協力は、 非常に重要です / このプロジェクトの成功にとって
◉論文などで自然な表現
The data was of no use / in predicting earthquakes.
そのデータは全く役に立たなかった / 地震の予測に
逆に日常会話では、かなりの場合、of +名詞を使うと不自然で、大袈裟に聞こえるのだ。
❌ This meeting is of great importance. この打ち合わせはとても大事だ。
⭕️ This meeting is very important.
もっと深く 「of + 名詞」が生き残った理由
名詞の前に (great) 、(little)、(no)などの形容詞をつけることができ、意味に幅を持たせやすく重宝するのだ。
of (great ) importance とても重要だ。
of ( little ) use あまり役にたたない
of ( no ) value 全く価値がない。
もっともっと深く いつの時代から使われているの?
古英語や中世英語では、of + 抽象名詞 が「〜という性質を持つ」という意味をよく表していました。
例:be of power(力を持つ)
時代とともに「powerful」のような 形容詞化した語 が増えてきましたが、すべてが置き換わったわけではありません。
そのため「形容詞と併存する」形で今日まで残っているのです。