◉疑問詞のwhat(何)と関係詞のwhat(もの・こと)とどうやって見分けますか。
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Shiramizu Amidado
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Sくん:先生、whatには疑問詞のwhatと、関係詞のwhatがありますよね。どうやって見分ければいいんですか。
T先生:たとえば、SVOのO、つまり目的語の位置にある {what (s)+V... }は、直前にある「動詞」の種類で見分けるのがひとつの方法だ。絶対ではないけどね。
Sくん:動詞ですか。
T先生:そう。たとえば、 ask, know, have no idea, などの質問や認知関係の動詞を使うと、疑問詞の可能性が高い。
I asked him ... { what animal he likes }. 僕は彼に尋ねた { 何の動物が好きかと}
I don't know .... { what is important in life }  僕にはわからない {何が人生で重要かと}
I have no idea ... { what he said }. 僕にはわからない { 何と彼が言ったかは}
T先生:でもどちらでも取れることもある。
Do you remember { what he said }? 君覚えてる? {何と彼が言ったか }.
Do you remember { what he said }? 君覚えてる? { 彼が言ったことを}.
Sくん:100%の見分けかたはないんですね。
T先生:そうだね。最終的には英文を多く読む中で文脈で判断していくしかない。ただ、 what SV が主語の位置に入ると, {....すること・もの}の関係詞の意味になる。
What he says is correct. 彼が言っていることは=正しい。
What is the most important in life is love. 人生でもっとも大事なものは=愛だ。
Sくん:まとめてみますね。
目的語の位置の what S+Vは、直前の動詞が、ask, know, have no ideaなど質問、認知の動詞ならで疑問詞になる確率が高い。
主語の位置に、 what S+V...が入ると、関係詞。{....こと・もの}。
疑問詞(何)、関係詞(こと・もの)のどちらもでも間違いではないものもある。
T先生:うん。そのくらいだね。
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