うまく行かないのは抽象、具体のレベルがぐちゃぐちゃだから
「外国人が日本に来るなら秋がいいか、春がいいか。理由を2つあげなさい。」
よく見かける2択のライティング問題だ。
ただ生徒は苦手だ。その大きな理由の1つが、2つ以上理由を述べる場合、抽象と具体のレベルが合ってないからだ。
「秋がいい」という場合、思いつく理由として、
1)気候がいい。 2)梨やくりなどが食べられる。 3)祭りがある。
などがあげられる。
この場合、1)と 2)3)では実は抽象と具体のレベルが合ってない。
1)が抽象(理由)なのに対し
2)と3)は具体(例)になってしまっている。
◉気候が心地よい(抽象) →ココ!!!
具体 暑くもないし、寒くもない。
具体 晴れて気持ちがいい日が多い。
◉旬を迎え、食べ物がおいしい(抽象)
具体 梨やくりなど旬のものが食べられる。 →ココ!!!
具体 新米もとても美味しい。
◉日本旅行が楽しい行事でより楽しくなる。(抽象)
具体 祝日が多く、多くのイベント、行事が開催される
具体 秋祭りも多く日本らしい行事が楽しめる →ココ!!!
上記の例ではよく見ると、「抽象」(理由)のところには「形容詞」が使われている。「心地よいcomfortable]「美味しい very nice」「楽しい enjoyable」などだ。その形容詞を使うためには、具体的な出来事を述べてサポートする必要がある。これがまとまりのある英文の文章の基本構造だ。理由については複数あげる場合は抽象と抽象のレベルを揃える必要がある。