Hatsukey70組み立て方
キットには紙の組み立て説明書が同封されています。こちらは写真で確認しながら組み立てたい人のためのガイドです。 組み立て前の確認
パーツ
同梱物
基板2枚
https://scrapbox.io/files/657eefbbe3d8d30022ed614d.jpg
ダイオード×70、リセットスイッチ×2、TRRSジャック×2、スペーサー×12、ねじ×24、ダイオード曲げ治具×1、ゴム足×8
https://scrapbox.io/files/657eefd16bca720023a7ff5b.jpg
その他の必要なもの
キースイッチKailh Choc V1×70
ProMicro×2
コンスルー×4
BLE Microについては現在動作確認・ファームウェア準備中です
USBケーブル×1
TRRSケーブル×1
キーキャップ
オプション
絶縁用裏面ゴムシート 準備中
3Dプリントケース 準備中
トッププレート 準備中
必要な工具
必須なもの
はんだごて・はんだ・ニッパー・やすり
あるといいもの
マスキングテープ・黒い油性ペン・ペンチ
はんだ吸い取り線・ピンセット(はんだ付けを失敗したときに直す用)
デジタルマルチメーター(うまく動かないときに原因を調べる用)
組み立て
おおまかな流れ
1.基板の切り離し
2.ダイオードのはんだ付け
3.リセットスイッチ・ジャックのはんだ付け
4.スイッチのはんだ付け
5.ProMicroへのファーム書き込み
6.ProMcroのはんだ付け・取り付け
7.動作確認
8.スペーサー・ゴム足・キーキャップの取り付け
9.キーのカスタマイズ
下記組み立ては同じ工程を左手、右手用のそれぞれに行います。自作キーボードやはんだ付けが初めての場合、まずは左手を全工程行い、完成したら右手を行うのをおすすめします。はんだ付け箇所が多く両手一気に行うと疲れるのと、間違えた場合に被害が少なくなるためです。
1.基板のカット
キーボード本体の基板と、チルト用パーツを切り離します。机のふちなどに添わせ、力を加えると切り離しできます。残った接続部はペンチなどで折って取り外します。小さなタブパーツは捨て、チルト部品は後ほど使うのでとっておきます。
https://scrapbox.io/files/657efadcb1e9490022cb4005.jpg
https://scrapbox.io/files/657efb0e6deb0500264ccc04.jpg
ぎざぎざした部分にやすりをかけ、基板ふちを黒いマジックで塗るとよりきれいに仕上がります。
https://scrapbox.io/files/657efb4d65fff5002523cd22.jpg
2.ダイオードのはんだ付け
ダイオードは先に全て針金部分を曲げておいてから差し込むと素早く作業できます。ダイオードを曲げるための治具を同梱しています。ダイオードが10個以内になるようにテープ部分をカットし、治具にのせて、机等に押し付けて曲げ、テープから外します。
https://scrapbox.io/files/657f04426deb0500264d260e.jpg
https://scrapbox.io/files/657f044ebf7f520024ff4358.jpg
基板を表面にします。ダイオード(オレンジと黒の部品)を基板の四角いマークのある位置に差し込みます。パーツの黒い印が基板のマークの白い帯と同じになる向きにします(パーツの黒い側が下側になります)。無機を間違えると動かないので、注意して差し込んでください。
https://scrapbox.io/files/657f058c92a9470022b339a5.png
https://scrapbox.io/files/657f04beea55bf002411f30f.jpg
ダイオードを差し込んだ際に、抜けないように固定しておくと次のはんだづけがやりやすいです。
2つのやりかたがあります。1つはマスキングテープでダイオードを基板に仮止めする方法です。表側から、1行ごとに貼り付けます。個人的にはこちらがおすすめです。
https://scrapbox.io/files/657f06053ad7390024b3db32.jpg
2つ目は、ダイオードの針金を広げて固定する方法です。差し込んだ針金を裏側で広げると、ダイオードを軽く固定することができます。
https://scrapbox.io/files/657f05c348c4b100239bc881.jpg
はんだ付けを始める前に、全てのダイオードが黒い方が下になっているか確認してください。
https://scrapbox.io/files/657f070441335d00244cd1cd.jpg
基板をひっくり返し、針金がでている状態にします。全てのダイオードをはんだ付けします。足の針金をニッパーで切断します。はんだ付けのやり方がわからない場合は「 #はじめてのはんだづけ 」をみてください。 https://scrapbox.io/files/657f074248c4b100239bd95e.jpg
https://scrapbox.io/files/657f075c2079f30023078dff.jpg
3.リセットスイッチ・TRRSジャックのはんだ付け
基板を表面に戻します。タクトスイッチをRESETと書いてある場所、TRRSジャックをTRRSと書いてある場所に差し込みます。
https://scrapbox.io/files/657f07e056181b00230333b5.jpg
https://scrapbox.io/files/657f0819ea55bf0024121763.jpg
裏にしてはんだ付けを行います。
!!オプションのトッププレートを取り付ける場合には、ここでトッププレートを取り付けます。詳しくは #オプションパーツ ページを参照 4.スイッチのはんだづけ
スイッチを用意します。適合するのはChoc V1スイッチです。
https://scrapbox.io/files/6584d561225e1700247a2823.jpg
スイッチのイラストが書いてあるところにスイッチをはめます。
https://scrapbox.io/files/6584d594a9a776002491be11.jpg
基板との隙間ができないよう、しっかりと押し込みます。
https://scrapbox.io/files/6584d5c7f4d9760026ee8bd8.jpg
全てのキースイッチをはめます。
https://scrapbox.io/files/6584d5faf0f26e002478dfbb.jpg
ひっくり返して裏面にし、スイッチの足(1つにつき2か所)をはんだ付けします。
https://scrapbox.io/files/6584d70bbde6e60023a4372a.jpg
5.ProMicroのはんだ付け
はんだ付け追記
https://scrapbox.io/files/6584d9f6e03c6f002322d5fa.jpg
https://scrapbox.io/files/6584da100534330024937bcc.jpg
https://scrapbox.io/files/6584da1cbf213b0023ab715d.jpg
6. ProMicroへのファームウェアの書き込み
ソフトウェアが入っていない状態なので、このままだとなにも入力できません。ProMicroのファームウェアを書き込むことでキーボードとして使えるようになります。
!!現在Remapの審査中のため、同封の組み立て説明書の通りに書き込みができません、すみません!!審査が通るまで #ファームウェア に記載の手順で書き込みをしてください !!組み立て説明書で5と6の手順が逆になっていますが、ProMicroの取り付け後にファームウェア書き込みをしたほうがやりやすいのでこちらの手順で行ってください。(書き込みを先にやる場合にはリセットボタンを押せないのでRSTとGNDをピンセットなどで同時に触って通電させることでリセットボタンを押した代わりにします。)
7.動作確認
以下の手順はRemap登録前の手順です。現在は組み立て説明書のとおり、Remapでテスト可能です。 https://scrapbox.io/files/658d4c8e170d0700237c16b9.png
↑時期によってH赤枠Hの部分が言語切り替えになっているかも…。
左下のFunctionキー(正確にはレイヤー切り替えキー)は単体だと認識されません。FNキーと同時に数字キーを押して(例 FN+1)、認識されるキーが変われば(例の場合F1)動いています。
8.スペーサー、ゴム足、キーキャップの取り付け
裏にスペーサーが来るように、表からねじ止めをします。片手でスペーサー6本をとめます。
https://scrapbox.io/files/6584da5684743700276a2bb8.jpg
https://scrapbox.io/files/6584da6e283a7f0028c83b47.jpg
初めに切り取ったチルト用部品をのせ、ねじ止めします。
https://scrapbox.io/files/6584daaf84743700276a3304.jpg
https://scrapbox.io/files/6584dac942cc3f0026c2e59f.jpg
キーキャップをはめ、ゴム足をつけたら完成です。
オプション
BLE
ケース
プレート※スイッチの前に注意書き