キーマップ
デフォルトのキーマップと、Macの日本語キーボードとして使う場合のキーマップについて紹介します。これらをベースにぜひ自分なりにカスタマイズして使いやすくしてください。
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デフォルトキーマップ
デフォルトでは以下のキーマップになっています。一般的なUS配列をベースに、親指周辺によく使うのに遠い位置にあったEnterやBack spaceを配置、中央列のキーは右にも左にも重複して配置しています。
PCにUS(英語)キーボードとして認識させるか、JIS(日本語)キーボードとして認識させるかで入力されるキーが異なります。(2+shiftキーを押して@が出ればUS(英語キーボード、”が出ればJISとして認識されています)
Macの場合は初めて使う際にキーボードの識別画面が出てくるかと思います。指示に従うと「識別できません」と出て、自分で ANSI(US)/ISO/JIS(日本語)を選ぶように出てきます。US(英語)か JIS(日本語)かを選択してください。
Windowsの場合US(英語)キーボードとして認識されるかと思います。JIS(日本語)キーボードとして使いたい場合や、日本語キーボードとして認識されたがUSキーボードとして使いたい場合には「windows キーボード jis us 切り替え」等で検索するとやり方が出てくるので、切り替えて使用してください。
USキーボードとして認識させた場合のデフォルトキーマップ
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※MO(1)はファンクションキーに似た役割をし、MO(1)一番上の行を同時押しすることで以下の入力になります。(▽はデフォルトではなにも入力されません)
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JISキーボードとして認識させた場合のデフォルトキーマップ
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※MO(1)はファンクションキーに似た役割をし、MO(1)一番上の行を同時押しすることで以下の入力になります。(▽はデフォルトではなにも入力されません)
https://scrapbox.io/files/65bb27b1ce5796002482e966.png
日本語環境でキーマップの書き込み/編集にREMAPを使用する際にはCustamize keyboardの画面、右上の言語選択でJapaneseを選ぶとわかりやすいです。
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Macの日本語キーボードとして使うキーマップ例
英数キー、かなキーを親指位置に配置し、それ以外のキーもMacbookの日本語キーボードに近い形にしたキーマップです。赤枠は個人的な好みで、Macの標準とは異なります、お好みに合わせてカスタマイズしてください。
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Remapの仕様上Macと表記が違いますが、下記のような対応になっています。
Ctrl=control
Alt=option
Win=Command
MO(1)≒Fn
そのため、実質的には以下のようなキーマップとして使えます。
https://scrapbox.io/files/65bc4a2e205b290026c20790.png
Remapよりキーマップの変更が可能です。CUSTOMIZER YOUR KEYBOARDから、キーボードを認識させ、右にある矢印のマークから、SHARED→Mac JIS likeを選択します。必要に応じてカスタムし、右上のflashボタンを押して書き込んでください(先に組み立て説明の通りにデフォルトのファームウェアを書き込んでおく必要があります)。より詳しい手順は #Remapでのsharedキーマップの書き込み手順 を参照。 https://scrapbox.io/files/65bc4e7e88e78800291fccd8.png
カスタマイズのヒント
カスタマイズといってもどう変えたらいいだろう?という場合まずはこのあたりを変えてみることをお勧めします。
親指部分の4キーを自分がよく使うキーに変更
よく使われるキー:言語切り替え系、EnterやBackspace、Del、カーソル、tab等
中央列の重複しているキーについて、ある程度自分がどっちで使うか決まったら、使わない方を削除して別のよく使うキーに入れ替え
例えばプログラムを書くなら を配置したり、日本語を良く書くなら「、」や「。」を配置するなど
重複配置してあり使わなくなったキーや元々使わないキーがあれば(BSやEnter、Shift、Command、CapsLock等)、明るさコントロールや音量、定型文などを配置してみる
こんなカスタマイズも
長押しや2回押しの際に入力されるキーを変える
マウスの操作をする
一時的にショートカット用のキーーマップを利用する
実はHatsukey70は4つのキーマップを使用できます(レイヤーといいます。Remap左の数字がレイヤを表しています)。デフォルトとファンクションで2レイヤー使っていますが、残り2レイヤーは空の状態です。レイヤーを切り替えるキーをおすことで(トグルで入れ替えることもできますし、同時押しで切り替えなどもできます)キーマップを入れ替えられます。よく使うツール(お絵かきソフトやCAD等)のショートカット用のキーマップを作る、テンキー用のキーマップを作る、などに利用できます。
日本語⇔英語切り替えについて
USキーボードとして使いつつ1キーでトグル切り替えを行いたい場合
LANG5でうまく切り替えが動かない場合
Alt+`を設定
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