錐体細胞
網膜にある光受容器であり、これが活動するためには中程度以上の明るい光を必要とする。一方で、悍体の活動はほとんど光を必要としない。霊長類の錐体は網膜の中心窩に集中しており、そこでの高い空間密度と錐体路内の結合バターンが視力において重要な意味をもつ。錐体路は色の情報も伝える。これは、スペクトラムのうち、短い波長、中程度の波長、長い波長の光に対して最大感度をもつ3種類の錐体があることによって可能となっている。錐体の種類が多い動物もいる。たとえば、ある魚は、紫外線の波長に対して感受性の高い錐体をもつ。→明所視、感光色素 引用元:【『APA 心理学大辞典』p466 「錐体(細胞)」】