考現学
よみ
こうげんがく
今和次郎
は
1923年
大正一二年、東京は丸ごと壊れてしまう。焼け野原の中で、彼は二つのことを始めた(中略)焼け跡で再び集まった人々の生活の即物的な面を観察することだった。板切れに描かれた看板から街往く人々の衣服の類まで、目当りしだいスケッチし収集した。これが今日の考現学のスタートである。
引用元:赤瀬川原平,路上観察學入門,筑摩書房,1993年,p16〜17
考現学の理念