グラフィティマインド
グラフィティマインド
関連書籍を2つほどみての共通点は「同じコミュニティでも声の届かない、弱い者たちの叫び、こうやって街に書いちまえば嫌でも気がつくだろ?」的なマインドっぽい?
1980年代のニューヨーク
1980年代のNYは「汚い」。これがニューヨークの看板だった。(中略)けれど、その電車こそがニューヨークでいちばん小さいメディアだったのだ。どこの国の文化でも落書きは、正式のメディアを持たない民衆の声の新聞だ。NYの80年代の落書きは貧困層に生きる人達の存在証明として、電車に乗って、あらゆるディストリクトに運ばれていった。 能勢理子,ニューヨーク・グラフィティ,グラフィック社,2000年,p5