あなたへ
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©
幻冬舎文庫
著者名:
森沢明夫
発行年:
2012年
ジャンル:
小説
読了:
2024-08-12
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感想
小説が先だと思っていたのだけど、映画が最初なのね。
良かった言葉
それぞれの人生を「一瞬だった」と感じる点に関しては、たいした際はないのかも知れない。「一瞬」と「永遠」は、時計で計れば大きな差が出るが、人の想いで計ればイコールで結ばれることもあるのではないだろうか。
ビジネスホテルってどこも似たような部屋でしょ。朝起きたときに、自分がどこにいるのかわからなくなったりして……。そんなとき、もう、僕はどうしていいか……。
いま、生まれてすぐに壊れてしまうシャボン玉の気持ちが、少しだけわかる気がします。もっともっと、屋根より高く、空の果てまで、二つのシャボン玉がくっついたまま飛んでいたかった。でも、片方は、もうすぐ割れてしまいそう。素敵なランデブーも、そろそろお終いです。
#.本_読了